著名なバーチャルライバーグループにじさんじの童田明治さんが芋焼酎を飲まれるということで話題のようです。
— 童田明治🐺🍎春満開ボイス再販中! (@warabeda_meiji) October 22, 2019
童田明治さんはバーチャル年齢11歳ということでもしかしたらまだ焼酎を飲み始めて間もない可能性がありますので、芋焼酎初心者にもお勧めな芋焼酎をまとめて紹介してみたいと思います。
※瓶の画像を権利関係をクリアしながら引用するために楽天のアフィリエイトを使用しています。銘柄名をクリックしていただければ各酒造の公式サイトへ飛びますので、広告が気になる方は画像はクリックせず、銘柄名をクリックしてください。また、専門用語については、焼酎の用語をまとめているサイトへリンクしていますので、判らない用語がありましたらリンク先で確認して下さい。
1.海(大海酒造)
まだ、芋焼酎を飲んだことがない方のみならず、焼酎そのものを飲んだことがない方にまずおすすめしたいのが大海酒造の「海」です。普通芋焼酎は、黒麹か白麹という焼酎用の麹菌を使用するのですが、この「海」は日本酒造りに使われる黄麹というタイプの麹菌を使っています。また、味わいを軽快にするために減圧蒸留という手法を用いています。未だに芋焼酎はクサいというイメージが残っていますが、こちらの焼酎をまず飲んで頂ければ、その固定概念が払拭されるかと思います。おすすめはロックです。
2.いも麹芋(国分酒造)
芋焼酎は実は麹にお米を使います。これはサツマイモを麹にするのがとても難しく、さらにデンプンが少ないことからアルコールを取るための効率がよくないためです。そうした状況の中で、世界で初めてサツマイモから麹を作り、全量芋製の芋焼酎を世に出したのが国分酒造です。今でこそ、多くの蔵元が芋麹から芋焼酎を造っていますが、国分酒造は日本の蔵元でおそらく唯一生芋に麹を生やすという方法で醸されており、とても柔らかな香りと味わいが特徴です。おすすめはロックですが、濃いめのお湯割りでも味わいが楽しめるので、冬の時期などはお湯割りも試してみて下さい。
3.晴耕雨読(佐多宗二商店)
芋焼酎に米焼酎をブレンドすることで飲みやすくしたタイプの芋焼酎です。米焼酎を混ぜることで芋の味わいは残しつつ、香りを際立たせることに成功しています。口当たりがすっきりしているので、芋焼酎の初心者にもおすすめです。味わいは甘いサツマイモの風合いが感じられますので、ロックだけでなく、水割りやハイボールなどにもむいています。
4.木挽BLUE(雲海酒造)
ここまでは規模の小さめの蔵で特約店が取り扱っている焼酎を紹介してきましたが、もう一つ大手の蔵元から一本紹介しておきます。そば焼酎雲海で知られる雲海酒造の芋焼酎で、スーパーにも並んでいることの多い銘柄です。スーパーに並んでいるのはいまいちなのではないかと敬遠される方も多いかもしれませんが、焼酎の場合、スーパーのプライベートブランドを選ばなければ、概ねスーパーでもちゃんとしたものが買えます。そうした中でこちらの焼酎をご紹介するのは、一番初心者にむいている銘柄だからです。全体としてすっきりしている味わいと香りなのですが、芋焼酎らしさが失われているわけではなく、逆に全体をすっきりまとめたことで飲み飽きすることなく、日常的に楽しめる味わいになっています。おすすめはロックですが、私の感覚ではハイボールでも結構いけます。
番外
今回この記事を書くきっかけになった童田明治さんのお名前にちなんで以下の焼酎もご紹介しておきます。どちらも初心者だとちょっと強いかもしれませんが、少し飲み慣れてくるとおすすめできるとても美味しい焼酎ですので、機会があれば試してみて下さい。