結論は表題の通りなのですが、アニサマ初日のシークレットゲストについて、
ここまでに言及されている情報をまずまとめたいと思います。
1.「アニサマ2019~STORY~キミまち!出張版」
この番組は私が直接聴取したので確実な情報です。内容としては以下の通りです。
※前提として、パーソナリティの阿澄佳奈さんはアニメアイドルマスターを号泣しながら見たという逸話を何度もしているくらい765ASを純粋にファンとして応援されている方、という状況があります。
a.齋藤P(アニサマGeneral Producer)からシークレットゲスト(アニサマでの呼称はサプライズアーティスト)の人物名を(おそらく楽曲も)聞いた阿澄佳奈さんが以下のようにコメントをした。
・最前列のここ(歌らん注.客席のど真ん中を指していた)で聞きたい
・会場中泣くんじゃないですか
・この歌にもSTORYがある
・アニサマですよ、アニサマ!
・サイパン
・あのアルファベット一文字の方々には見逃さないでほしい
b.阿澄佳奈さんと齋藤Pとのやりとりで以下の言及
・阿澄さん「いまですか!どうして!」
齋藤P「唐突ですよね。ん、唐突かな?」
・阿澄さん「これは、初日……。」
齋藤P「あ、まあ、そうです。(向こうを見る)ここまでは、はい初日です。」
・阿澄さん「(あのアルファベットと言及したあとで)大丈夫でしたかね」
齋藤P「P音はいるんじゃないですかね」
2.「アニソンラバーズ-Anisong Lovers-」公開録画
この公録そのものは私は参加していないのですが、公録に参加された方から流れてきたTwitterなどの情報をまとめると以下のような感じです。
・オーイシマサヨシさんが「土下座したくなる」
・齋藤Pが「一人」と言及
・オーイシマサヨシさんが「アニサマですよ、アニサマ!」と言及
これらの情報から
「アニサマ初日」に「アイマス765AS」の中から「一人」が「シークレットゲスト」で
「会場全体が泣く」「STORY性を持った楽曲」を歌う
のは、確実と考えています。よく話題になるアニサマの「作品出演枠」的な視点で考えても、ここ最近のアニサマで、アイマスはいつも2組出演しているので、SideMに次ぐ2枠目は初日シークレットの765ASとなるということでぴったりです。逆にいうとこのところ常連だったミリオンライブや今年出演が期待されていたシャニマスが出演者としてコールされていない理由も出演枠の点から納得です。
では、初日に出演するのは誰か、ということなのですが、アニソンラバーズ公録の話が先に流れてきていて、はじめは中村繪里子さんかな、と思っていました。ところが、阿澄さんの「いまですか!どうして!」「泣くんじゃないですか」から、これは今井麻美さんが如月千早として歌うのではないか、と考えました。楽曲は、千早で「STORY」性のある曲ということから「約束」なのではないかと当初は考えました。ただ、阿澄さんが「いまですか!」と叫び、齋藤Pが「唐突」という単語を使っていたのがすごく引っかかります。「約束」であれば多くの人がその曲を聴いただけですぐにアニメアイドルマスター20話を思い出すはずで、そんなに「今ですか!」という感じも「唐突」な感じもないはずです。そこで同録していたキミまち!出張版を何度も聞き直していたところ、今年アニサマが15回目という節目を迎えるという言及が番組内で何度かされていました。実はアイマスの楽曲のうち、2曲が今年初披露から15周年を迎えたのです。
アイマスそのもののゲームスタートは2005年ですが、まだアーケードでロケーションテストすら始まっていない2003年から既にプロモーション展開が始まっています。先行して2003年に公開されたのは、いわゆる「歌マス」と呼ばれる「THE IDOLM@STER」でしたが、そのあと、2004年1月17日にサンシャインシティで開催されていたアニメエキスポ東京の会場内で、「太陽のジェラシー」と「蒼い鳥」がアイドル個別曲としては初めて、しかもライブ形式で披露されたのです。今年はこの初披露から15周年という節目にあたり、ちょうど同時期に開催されていたアイドルマスター ミリオンライブ シアターデイズの投票企画「THE@TER CHALLENGE!!」での盛り上げ施策として実施された「蒼い鳥15周年記念祭」がTwitterやPixivなどで大いに盛り上がったのも記憶に新しいところです。しかし、蒼い鳥が初披露から15周年であるという認識は、さすがに世間一般にはないでしょう。それが「いまですか!」と「唐突」という単語につながったのではないでしょうか。
蒼い鳥初披露15周年というのは前述の通り、あまり世の中に知られている節目ではありません。齋藤Pをはじめとするアニサマのスタッフがそれを知っているかは極めて疑問でした。ところが、以下のページの事実から齋藤Pは蒼い鳥が15周年であることを知っていることが判ったのです。
whotwi グラフィカルTwitter分析
元ツイートはniconicoで蒼い鳥の演奏をされて一躍スターダムになったピアニート公爵こと森下唯氏のツイートです。それをRTしたという記録です。
ここで一つの推測が成り立ちます。以下は、ここまでの情報を元にした私の推測、しかも千早Pとしての思い入れが相当に盛り込まれた妄想に近い推測です。昨日、今井さんが今年のアニサマ最終日に出演、というのが発表されたことを受けての妄想です。
今年、今井麻美さんは自身の歌手デビュー10周年を記念して、「Believe in Sky」という楽曲をリリースされていますが、これはアニメ「ぱすてるメモリーズ」のOP曲として使われており、アニサマへ出演するにはぴったりのタイミングです。この曲が今年発売されること自体は昨年から既に動きがありましたので、アニサマサイドも既に昨年中から出演交渉をされていたことと思われます。その交渉過程で上記ツイートから蒼い鳥も節目、しかもアニサマと同じ15年という節目であることを齋藤Pが知っていてそこで「Believe in Sky」とともに「蒼い鳥」も披露できないか、という交渉に入ったのではないでしょうか。ただ、今井さんにとって「蒼い鳥」はただのキャラソンではなく、声優人生を一緒に歩んできたとても大事な一曲で、AS9thライブの際には生演奏で歌う機会があと何回あるか判らないからぜひ入れたいと「蒼い鳥」のM@STER VERSIONをセトリに入れたくらいに思い入れがある楽曲ですので、今井麻美として歌う前後で如月千早として歌うことはOKしなかったかも知れません。
もしくは、この楽曲はバンナムにとっても相当に大きな意味を持っている楽曲のはずで、アニサマで歌唱するに当たってはキャラクター単独として歌うことを求めるはずです。そうした様々な状況を受けて、なお、この楽曲をセトリに入れたいというアニサマサイドの熱い思いから
・今井さんの出演日とは別日
・千早単独でこの一曲のみの歌唱
という条件となったのではないでしょうか。蒼い鳥だけを歌うために出てくるわけですから、逆にアニサマサイドとしては正規の出演者とするわけにもいかず、シークレット(サプライズ)として出演となったのではないかと。
ちなみにシークレットというのは演出効果を狙うものだけでなく、他の出演者よりも曲数が極端に少ないとか、諸権利関係の都合とか、様々な事情が存在していると推察されます。歌ってみた系のライブですらそうなのですからアニサマのようなでかいライブになるとこの辺はもっと面倒で大変でしょう。
かなり妄想も入ってはいますが、このような考察から私は初日に千早が蒼い鳥を歌うと確信するに至りました。
ただ、今のアニサマの客層で、正直どの程度の人が蒼い鳥を知っているかは判らないので、担当Pとしてはかなり不安に思っているのも事実です。平日金曜日でしかも月末という悪条件ではありますが、千早Pだけでなく、なるべく多くの蒼い鳥をご存じの方が足を運んでほしく、長文のブログ記事をこのようにまとめました。
千早の15年が詰まるであろう大舞台です。私は有給とって参加します。お時間に都合の付く方はぜひご検討いただければ担当Pとしてうれしく思います。そして、担当ではない方ももしこの妄想が現実になった際には、是非とも青のペンライトを振って下さい。担当PとしてSSA全体が青一色にしたく、何卒皆様ご協力をお願いいたします!