序文
いつもとは全く趣の異なる記事を書いてみます。今回はアイドルマスター(アイマス)の話題です。
アイマスアニメを見る順番について
アイドルマスターシリーズのアニメを見る順番は時系列を考察すると以下の順番となります。
- アニメ版アイドルマスター
- シャイニーフェスタ付属アニメ
- 劇場版アイドルマスター
- Prologue SideM Episode of Jupiter
- アニメ版シンデレラガールズ
- アニメ版SideM
- ミリオンライブ!4周年PVアニメ
※XENOGLOSSIA、ぷちます!、ぷちます!!、シンデレラガールズ劇場、SideM 理由あってMini!については、それぞれ独立した作品となっているため、任意のタイミングで視聴すれば問題ありません。
アイマスアニメの時系列について
見る順番を確定させるに至った各アニメの時系列については以下の結論となります。
- アニメ版アイドルマスターは2011年4月~2012年4月の物語、26話特別編は本編中から2013年1月までの話。
- シャイニーフェスタは2012年6月の物語。
- 劇場版アイドルマスターは2012年7月~12月の物語。
- アニメ版シンデレラガールズは冒頭は2013年1月、本編自体は2013年4月からはじまる物語で、第1クール13話で2013年8月中旬まで進み、第2クールは2013年9月下旬から2014年1月の舞踏会開催を経て2015年4月に展開する物語。26話特別編は本編中から2015年春まで扱い、主に舞踏会前後から25話エンディングまで飛んでいるその間の動きを補完している。
- ミリオンライブ!4周年PVアニメは2015年6月から秋にかけての話。
- Prologue SideM Episode of Jupiterは2012年11月下旬から12月にかけての話。315プロへの正式所属時期は2012年12月。
- アニメ版SideMは冒頭のDRAMATIC STARS結成シーンが2012年12月頃。エンドロールで各ユニットが315プロに所属するまでの流れを端的に見せ、第1話ラストは2013年4月。13話のライブシーンは1stライブになぞらえて12月第1週。打ち上げシーンはクリスマスなので2013年12月後半。エンディングで2014年春に至る。
- アニメ版ミリオンライブは2014年4月からの話。
※XENOGLOSSIA、ぷちます!、ぷちます!!、シンデレラガールズ劇場、SideM 理由あってMini!については、それぞれ独立した作品となっているため、時系列考察の対象外としております。
では、上記結論に至る分析結果を以下で述べさせていただきます。
余談
その前に私とアイマスとの関わりを少しだけ。
実は、私はアーケード版アイドルマスター(アケマス)時代にはプロデューサー(プレイヤー、Pと略す)やっておりました。といっても客先立ち寄りの時間つぶしでたまにやる程度で、気合の入ったPではなかったのですが。ちなみにアケマス時代は千早Pでたまに真Pでしたw
よく行っていた客先近辺からアケマス筐体が撤去されたあとは、XBOXやPSPなどは持っていなかったことからアイマスとの関わりはニコニコ動画にアップロードされているアイマスのMAD動画(一般にまとめてニコマスと略す)の視聴が中心で、しかも最近は毎週作成している週刊ニコニコ歌ってみたランキング(ニコニコ動画にアップロードされている歌ってみた動画を再生数・コメント数・マイリスト数からポイント化して順位を付けているランキング動画、週刊歌らんと略す)の作成メインだったので楽曲を聴く程度にとどまっていました。アイマスが2011年にアニメ化された時もいろいろと余裕がなく、結局見ずに終わっています。
アイドルマスターシンデレラガールズは武内Pが話題だったのでちょっとだけ見るつもりが、第一話で引き込まれまして、そんな昔の懐かしさなどもあったのか、毎週エアチェックをしていたり致します。
そんなところで気になったのがテレビアニメ版アイドルマスター・シャイニーフェスタ付録アニメ・劇場版アイドルマスター・テレビアニメ版シンデレラガールズの時間軸です。これらのアニメを見る順番を時系列でまとめると
テレビアニメ版アイドルマスター(通称.アニマス)
↓
シャイニーフェスタ付録アニメ
↓
劇場版アイドルマスター(通称.劇マス、ムビマスなど)
↓
アニメ版シンデレラガールズ(通称.デレアニなど)
↓
Episode of Jupiter(通称.EoJ)
↓
アニメ版SideM(通称.エムアニなど)
ではないかと思うのですが、本当にそんな流れなのか、更に各オンエア中の時間経過について、いろいろと考察してみたいと思います。私がいま入手できる情報で構成しているため、例えば劇場版の限定パンフレットやブルーレイ特典などといった部分は網羅し切れておりません。そのため、時系列に関して、誤解なども含まれている可能性があることと基本的にネタバレであることをご承知おき下さい。
ちなみにどうやら今年は2011年に放映されたアニメ版アイドルマスター1回から13回が4月から再放送され、更にその後にシンデレラガールズの第2期、そしてアニメ版アイドルマスター14回~25回のオンエアという1年になるようです。(参考.【アイドルマスター10周年プロデューサーミーティング】発表内容について)再放送前の流れの確認としても御一読いただければ嬉しいです。
さらに考察にあたりましてはテレビアニメ版アイドルマスターに関しては、全てが台無し―雑記帳―様の「重箱の隅」シリーズをかなり参考にさせていただいております。また、以下、人物名は敬称略です。
テレビアニメ版アイドルマスターの時間の流れ
本稿につきましては、原則としてU-NEXT アイドルマスター配信(本ページの情報は2020年10月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。)を元に記載しております。ただし、26話については配信がないため、アイドルマスター 9【完全生産限定】【Blu-ray】を元にして分析しました。
まず、第1話ですが、2011年4月というのが一番しっくりくるのではないかと思います。
2011年というのは、随所に2011年の年間カレンダーが背景として映っていることが最大の根拠となります。ちなみに全てが台無し―雑記帳―様でも考察のありましたとおり、第1話で映り込んでいるカレンダーの祝日表記はおかしくなっています。実はキャビネットの上にかかっている壁掛けカレンダーは全ての回で変えられていません。場所的に変えにくい場所にあるのでそのまま放置されている可能性もあります。4月としたのは春香の服装が上着を着ていないこと、劇中の春香のセリフに「桜散っちゃうかなあ」というのがあることが根拠です。東京では平年ですと3月末に咲き始めて4月頭に散り始めます。
ということは、「ここ半年にデビューした」というセリフからアニメ版における765プロメンバーは一番早い人で2010年秋デビューということになります。会社の設立はその少し前でしょうから会社創立は2009年くらいなのかもしれません。22話の「去年もクリスマスパーティをした」というセリフとも合致し、更に第5話で行く夏休みの旅行で「去年も行った」というセリフがないというのもうなずけます。第1話の各シーンは時系列で紹介されているわけではないことが背景のホワイトボードから判ります。
続く第2話は劇中のセリフと雑誌が夏物特集であることから5月の話でしょう。また、4月の予定表に宣材写真を撮ったというスケジュールが書いてありましたので、翌月だといえそうです。
第3話で夏祭りのシーンというところから時が少し先になります。クルマで移動できる距離で山の中、更にびわが有名ということですと房総半島山間部でしょうか。房総の山の中にある久留里では「久留里夏祭り」が毎年7月中旬に実施されるので、そこにヒントを得たのかもしれません。そうすると第3話は7月ということになります。
第4話については全てが台無し―雑記帳―様の「アニメアイドルマスター第3話の重箱の隅」で検証されているとおり、第3話と平行で進んでいる話となります。
第5話については中高生が夏休みですから7月か8月ですが、第5話で導入があり、第6話で本格的に出てくる竜宮小町のプロモーション活動を考えると8月すぐにレコーディングなどで始動して、アミューズメントミュージックに出演して正式にデビューという流れになるので7月下旬ということになりそうです。
第7話は8月下旬ではないかと思います。第8話も8月下旬くらい。第12話でこのときに撮影したと思われる雑誌の記事が登場しています。ジューンブライドということで6月の花嫁は有名ですが、実は日本でもっとも結婚式が多いのは4月5月でついで10月11月という順番です。(参考.ブライダル総研:「ジューンブライド」でもある6月の花嫁が、一番多い!は本当か?)10月の結婚シーズン前にあたる9月の雑誌撮影とみればそんなところでしょう。ちなみに横浜中華街・山下公園・桜木町あたりは平日でもかなりの人出で賑わっていますので、土日とは限りません。
第9話も8月下旬でしょうか。この辺、数日のずれで話が進んでいる感じがしますね。全てが台無し―雑記帳―様の予定表分析を見ると人気が急に上がりはじめた竜宮小町のスケジュールが数日間でどんどん埋まっていく様も示しているのかもしれません。
第10話は運動会ですから9月で確定になると思います。会場に並んでいる観客がいて生放送ということは土日なので9月3日か4日あたりでしょう。第11話の練習スタジオにかかっているカレンダーが2011年9月の曜日配列になっており、さらにみんな制服が夏服というところからも9月と判ります。第12話で会場の下見風景が入っているところを見ると第10話から第13話まで下手すると一週間くらいの話なのではないでしょうか。そう見ると美希は3日くらい練習に出てこなかった程度のようです。
第13話では台風のシーンが出てきます。台風というと10月や11月といってイメージの方も多いかもしれませんが、実際には9月は台風が2番目に接近している月です。(参考.気象庁|台風の発生、接近、上陸、経路)その辺でも矛盾はないと思います。
話が一気に動く14話は春香がセーターを着込んでいるところから見て冬服に衣替えする10月以降です。22話はクリスマスパーティ兼雪歩の誕生日である12月24日と確定していますので、ここから逆算で日付をさかのぼると日程が見えてきます。
21話のフェスは定例ライブ後、かつ土日で、22話のクリスマスシーンにつながる日程とならなければならないので、12月10日11日17日18日が有力候補です。つまり、Jupiterが961プロを辞めたのもこのいずれかとなります。21話冒頭の雑誌発売とそのインタビュー取材、そして会場にいる人が復帰したことを知らず「千早ちゃん戻ってきたのか」などと話しているシーンが入っていることを踏まえると雑誌が出たのは直前となりそうです。実は21話の冒頭で「週刊現代の真実」という雑誌がアップになり、その表紙に「12月1週」という表記があります。体裁からして、週刊現代などの総合週刊誌をイメージしているのではないかと思われますが、総合週刊誌で発刊号数を「12月1週号」のように書くケースはなく、そのすべてが発売翌週の同じ曜日の日付を取って「12月12日号」のように記載します。この雑誌がいつ発売かは判りませんが、あえて「12月1週号」と表記しているということは12月第1週(12月1日~7日)に発売された、と考えるのが自然です。
では定例ライブがいつか、という点ですが、定例ライブ前日に春香が千早の自宅を訪問した際に描かれているテレビのシーンで「長期休養」という話題が出ているところを見ると何らかの節目のタイミングでのコメントだと思われます。ここで20話冒頭に戻ると週刊誌掲載→翌日レッスンでも声が出ない→病院→夜の公園のシーン→生っすかという流れを受けて、その後に電車内で読まれているスポーツ新聞に11月15日とあるので、19話ラストシーンが11月10日、20話冒頭が11月11日でここで全国的に一斉発売され、13日の生っすかは急遽おやすみ、15日に各紙誌一斉報道という状況なのでしょう。11月11日に休養にはいってからちょうど3週間後が12月2日にあたります。そう考えると12月3日が定例ライブだといえそうです。そして千早のために書いたという設定になっている「約束」の作詞風景に生っすか楽屋が出ているので完成までに日曜日を一回挟んでいます。前述のように春香が千早宅を最初に訪問したのは電車内で読まれているスポーツ新聞の日、つまり11月15日となります。スケッチブックを受け取ったのも11月15日です。この回のサブストーリーボイスドラマNo Make!に「もう2週間くらい」という響のセリフがあり、そのあと春香がなにやら思いついたセリフへと続いています。その状況からスケッチブックをめくる楽屋シーンは11月25日あたりでしょう。この辺は正直アニメとNo Make!で若干の矛盾があるのでちょっと流れがわかりにくいところでもあります。12月2日に曲を渡すまで1週間弱、相当厳しいスケジュールですが、実際1日で曲が出来た、などといった事例もあるようなので、なんとかなった、としておきます。また、この流れから、フェスは12月10日としておきます。
第19話は第20話での日付逆算から貴音とエルダーレコード社長の食事風景がスクープされて雑誌が出るのが10月24日の週、11月1日あたりから千早への身辺調査が入り、貴音の1日署長は11月5日か6日あたりになりそうです。
そうすると18話以前は10月ということになり、14話も10月ということで良さそうです。秋の番組改編も10月なので、ちょうどそれにあっていると思います。ところが実は第15話、ラストの小鳥宅のシーンで棚に「生っすか」の録画DVDらしきものが入っているのですが、Vol.32までの録画があります。週一回の番組で32回の放送ということになると7か月以上放送していることになってしまいます。そこで、もともと別の出演者で番組が放送されていたが、その出演者が765プロに全部切り替わって番組名もそのままにリニューアルしたと考えたいと思います。おそらく赤羽根Pの営業努力によるものなのでしょうけど、黒井社長がJupiterに「765プロは汚い手を使う」という点も「765プロは生っすかを乗っ取った」とでも言い含めることで説得力(?)が生まれてきます。
第15話の生っすかですが番組の説明なくコーナーに入っているところから見て、765プロオールスター出演初回放送ではないようですから16日くらいでしょうか。と考えると16話17話18話は10月17日から10月23日の一週間あたりでの物語となりそうです。9月上旬のライブで話題になってからこの一ヶ月で一気に仕事が決まっていっているというのもすごいですね。
14話以降をまとめると、14話が10月15日以前、15話が10月16日、16話~18話が10月17日~10月23日、19話が10月24日~11月10日、20話が11月11日~12月3日、21話が12月3日~12月10日、22話が12月10日~12月24日となりました。13話以前と比べるとかなり密度濃く物語を展開している様が感じられます。
23話は赤羽根Pのセリフに「今年初のライブ」とあるので2012年は確定です。全てが台無し―雑記帳―様の「アニメアイドルマスター第23話の重箱の隅」にて、予定表がおかしいという指摘がありましたが、あまりにも予定が入りすぎていて、予定表はもはや誰も見ておらず、12月のままなのかもしれません。では、一体1月何日スタートなのか、という点ですが、そこは物語を丹念に追いかけていくことで確認したいと思います。
冒頭シーンからオープニングを挟んで事務所のシーンは同じ日かと。そしてその次に春香が連絡しているシーンは翌日、練習風景は翌々日でしょう。ここまででオープニングシーンから3日経過しています。千早の海外レコーディングはこの翌日からというセリフがありますが仕事が一緒の人だけでもというのは千早が海外へ行くのと同じ日となります。そしてコント収録のシーンで「明日の全体練習」とあるので中止になった全体練習はオープニングから5日目です。雪歩の収録シーンは真の「昨日はごめん」というセリフから6日目と判ります。そのあと生っすかが来ていますがおそらく翌日で7日目。ということはオープニングは月曜日ということになりそうです。ミュージカルの立ち稽古は翌日20時とあるので8日目です。この日に歩道橋から事務所へ行くも社長しかいなかったというところが描かれています。次のミュージカルシーンは9日目、赤羽根Pが「昨日事務所に来てくれた」というところからそれが判ります。事故に遭うのはこの日ですからオープニングから9日目ということになります。千早が海外ロケに出発してから5日目ですね。そのまま緊急手術となります。そして24話へ突入します。
24話は時間軸がバラバラのようです。事故→舞台最終オーディション→はるちはのタクシーシーンという流れはセリフや状況から見えます。もう少し細かく見ると緊急搬送されたニュースはすぐにみんなへ連絡があったようですが、事故があったのは23話で映る時計の時刻から見て19時半過ぎ、仕事の状況を踏まえてもその日のうちに駆けつけるのは困難でしょうし、手術を経てひとまず成功といえるまでになっている、病院外のシーンで空が白みはじめているかかれ方をしているといった点からおそらく翌日(10日目、木)の朝とみるのが正しいと思います。翌日朝に千早が病院にいましたが、いろいろと調べてみると日本人アーチストの海外レコーディングは一週間程度で帰ってくるケースがけっこう多いようです。大物ミュージシャンですと海外レコーディングで1か月などといったこともあるようですが、彼女たちの仕事の状況などを考えると海外レコーディングで5日間というのはぎりぎりあり得そうなスケジュール感となっています。その上で千早の帰国に利用されたのは2010年10月にはじまった欧米方面との羽田深夜便と思われます。欧米から羽田への便は早朝着なのでその日からすぐ仕事に入れるということでビジネスマンには人気があります。千早は芸能人ですからこの便を利用した可能性が高いといえます。みんながタクシーでその日の仕事場へ向かい始めた頃に羽田に着き、そのまま病院へ来たという流れでしょう。だから千早と他のメンバーが一緒にいるシーンがないのです。
そして舞台事故の翌日=10日目に最終オーディションがあったのかもしれません。そしてその場で主役が決定し、更にその翌日=11日目(金曜)あたりがタクシーのシーンという流れでしょうか。ここから舞台稽古と一人の練習のシーンが交互に挿入されています。ここは時系列が入り組んでいるように見えます。日数が不明瞭ですが、途中に出てくる手帳から推測すると実技稽古は月曜、読み合わせシーンは火曜、横断歩道を渡るシーンと一人での練習シーンは金曜日のように見えます。電車の中のシーンはこの金曜日と思われます。とするとここまでで18日経過していることになります。仕事を休みたいというシーンは翌日の土曜日、つまり19日目になります。765プロのことですからおそらくその日に春香休養のニュースは事務所メンバーだけでなく関係各方面に連絡してあるでしょう。もしかしたら休養の報告とともに事故の件も一緒に伝えているかもしれません。CM収録のシーンなどで現場スタッフの反応が比較的軽いノリなのは事務所が各方面に連絡してまだ日が浅いことを示しています。そのように考えると春香休養の翌日、20日目の話でしょう。春香がベッドの上で寝ているシーンに展開しますが、このとき母親は「今日も出かけないの」といっています。このセリフから昨日出かけいてないことが判ります。ただ、3日4日と出かけていないのであれば、親の反応はもう少し違ったものになると思います。ということは休養の翌々日、21日目と考えるのが良いのではないでしょうか。23話オープニングの日を月曜日とすると21日目は日曜日となります。Jupiterがライブをしていてもおかしくないでしょう。そしておそらくここで日が少し戻っています。千早が赤羽根Pの病室を訪問したのは、外出した21日に集合している点を踏まえると20日目でしょう。その日のうちに社長にまで話を持って行っています。そしてみんなが集合したのは翌日でしょう。ここで翌日のスケジュールを調整してしまう社長もすごいですね。律子の持っている予定表は当日ではなくもしかしたら少し先かもしれません。
ということで23話と24話は一番短くて21日間で駆け抜けています。2012年のカレンダーにこれを当てはめますと1月2日スタートとは考えにくいので1月8日スタートとみるのが良さそうです。門松は今の日本ですと慣習的に1月7日まで飾りますが、7日は土曜日なので土日祝はそのままで9日に撤去するというのは十分あり得ます。祝日なのに制服というのは難しいところですが、出席日数の関係で補講などを受けている可能性もある、としておきます。ただ、そうすると24話のラストシーンは1月29日となります。ライブを平日に実施するとは考えにくいので、土日となると翌週になりますが、2月に突入してしまいます。そこで2月にニューイヤーライブをやっている事例があるか調べてみました。それが実はけっこうあるのです。以下、一例です。
- 高山スイングエコーニューイヤーライブ 2月15日
- 真奈尚子新春ライブ 2月2日
- クールス・ニューイヤーライブ!~ロイヤルランブル2013~ 2月11日
- マジョリカ・ニューイヤーライブvol.2 2月7日
- 静岡新堀ギター音楽院 2月2日
どうやらその年の一番最初にやるライブ、かつ2月半ばくらいまでの開催についてはニューイヤーライブとか新春ライブと呼ぶケースがそれなりにあるようです。そのように考えますと2月4日か5日あたりにライブが実施された、と考えても差し支えなさそうです。
ライブ後の退院シーンは桜が満開ですから3月26日~4月頭くらいと考えられます。第1話から見るとちょうど1年を経たということになります。
第26話特別編は短編集となっています。小鳥のセリフに「まだほとんどお仕事のなかったとき」「ちょっと昔のビデオを編集してたの」とありますので、ここは時系列としては第1話から第25話まで混在しているといえます。ビデオを編集していた時期ですが、亜美真美やよいの服装が長袖を着ている、プロデューサーが退院している、という状況です。当初は花見のあとくらいと仮定していましたが、エンディングを踏まえて、2012年の晩秋から冬にかけて、と考えることとします。全てが台無し―雑記帳―様ではアニメアイドルマスター特別編の重箱の隅にてポスターから25話より前と推測されていますが、これらの状況からむしろ25話以降のような気がします。それではそれぞれの短編の時期を推測していきます。
「カラオケ」は千早が来ていて、カラオケに対して興味関心を持っており、さらに自分たちの歌が入っているという状況から20話以降であることは間違いなく、さらに4人で揃ってカラオケに来られる状況ということはスケジュール調整を自分たちである程度出来るようになったということです。ということは24話の問題が解決したあとと推測できます。さらに服装が長袖ながらも鞄のあるスペースにジャンパーなどがないところからそれほど寒くない時期と考えられます。状況から推測すると25話ラストの花見シーン前後となりそうです。
「生っすか!?サンデー」はレボリューションになっていないところをみると打ち切りになる前のようです。劇場映画化第2弾ということは15話よりもあとです。同時上映の穴をほる少女で「萩原雪歩(新人)」と書かれているので、時期的には16話から19話の間くらいの時期となりそうです。あみまみちゃんがりたーんずとなっていますが、これは15話の単発企画であったあみまみちゃんが視聴者に受けたので復活したという解釈にしておきます。
「しゃっくり」は棚の上に真の取ってきた熊のぬいぐるみがありますので、17話以降となります。少し薄手の長袖という点から時期的には初秋あたりですが、そのあとの映画公開時期も踏まえると18話・19話あたりに仮定した場合、映画の収録期間が短くなりすぎるので、2012年秋と考えるとのが良さそうです。
「小鳥んぼ」で出ている魚は、おそらく鯖です。鯖の旬は10月から冬にかけてですが、小鳥と赤羽根Pが事務所下とはいえ防寒完備ではない服装で外に出ているところをみると10月から11月くらいと考えて良いと思います。セリフに「事務所の周辺は食べ尽くした」とありますので、2012年10月と仮定すると765プロに来てからの期間が長くなりすぎるため、2011年10月~11月、つまり16話から19話のどこかというタイミングでしょうか。
「水瀬家へようこそ」は、伊織のセリフに「ロケで遅くなったし、この前のお返しってことで」とあります。第7話のあとでそれほど時間が経っていない頃と思われます。ただ、一緒にロケに行くくらいの状況であることや服装が長袖であるといった点からみて、こちらも時期的には16話から19話のどこかというタイミングになりそうです。「リアル 眠り姫」はHolday Happy Liveという垂れ幕のところにヒマワリの絵が描いてあり、みんな半袖なので夏場となります。美希がプロデューサーを「ハニー」と呼んでいるので、第13話以後となりますが、そうすると10月に入る時期になってしまいます。ヒマワリはどう考えても8月のイメージなので、2012年夏の話なのではないかとも考えたのですが、25話時点でトップアイドルになっている3人が登場するにもかかわらず、サンシャインシティ噴水広場の周囲で見ているお客様の数があまり多くない状況です。そこで、絵柄については美希のイメージからヒマワリがあしらわれたと解釈することとし、時期は人気が上がりはじめた13話のライブ翌週・翌々週あたりと推定したいと思います。
「世界は廻る」から「ステージ外の戦い」に掛けては「しゃっくり」で話題になっていた主演映画が公開されています。映画を見ているメンバーの服装が長袖なので26話冒頭シーンの直前くらいになりそうですので、公開は2012年12月くらいでしょう。収録時期に桜の季節が入っているように見えますが、映画の収録で1年以上掛けるというのはなかなか無いと思いますので、CGとかを駆使したのでしょう。その時期であればJupiterは既に961プロをやめていますし、こんな感じで温和な雰囲気になっていてもおかしくないと思います。
「目指すは」は亜美真美やよいの服装が同じなので26話冒頭からの続きです。この続きで流星群が見えるシーンが出てきます。冒頭を秋から冬としましたので、この季節に見られる流星としてはふたご座流星群であると考えられます。すると時期は12月です。2012年のふたご座流星群は、アストロアーツ社の【特集】2012年 ふたご座流星群によると12月13日夜から14日明け方が極大期だったようですので、12月13日夜と推定できます。
エンディングのシーンは明らかに冬となります。22話から24話の状況で、収録以外で、スケート、ワカサギ釣りなどが出来るとは考えにくいですし、大掃除もやっぱり難しいでしょう。そうするとエンディングは流星群を眺めるシーンからの続きで、2012年12月から2013年1月の風景が切り取られていると考えるのが良さそうです。このあと考察する劇場版アニメと作画部分で若干の矛盾もありますが、時系列としては矛盾がないので、これで問題ないと考えます。
ここでアニメ版アイドルマスターの時期が確定しました。
OVA版アイドルマスター シャイニーフェスタの時期
次にシャイニーフェスタですが、こちらはTHE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ! 「シャイニーフェスタ」アニメBlu-ray同梱版(完全生産限定版) [Blu-ray]の付録として付いていた限定版アニメを元にしております。
そもそもシャイニーフェスタはどの時期に入るのでしょうか。まず予定表に竜宮小町の予定表が書かれています。そして、服装が全体に軽装です。棚の上には真が遊園地で取ってきた熊のぬいぐるみもあります。さらに26話の短編集で登場している「やよいが一人では寝られない」という話がファンキーノートの伊織のセリフとして出てきます。と順を追って推測していくとやはり本編終了後ということになります。
ここであらためて予定表を見てみると生っすか(おそらくレボリューション)の収録スケジュールが、3日、10日、17日、24日、31日に書かれています。実は31日が日曜日の月は2013年3月までありません。そこで、31日の予定は翌月1日の予定を書き込んであるものとみなしてみます。するとちょうど2012年6月がこの曜日配列に該当していることが判ります。6月であれば服装が軽装なのも頷けます。また、故郷の近くという響のセリフがあり、バケーションアイランドは南西諸島にあるということになります。南西諸島は3月下旬から4月くらいに海開きをしてしまうので6月にプールで泳いでいても違和感はありません。
もう一つの課題としてあるJupiterについては、ハニーサウンドでいろいろと話をしていますが、
- 両者とも961プロの話を一切出さない。また、765プロの看板はロゴがちゃんと入っているのにJupiterの看板には961プロのロゴが入っていない(本編では必ず入っていた)
- 「また汚い手を使って優勝するのか」といわない
- 実力勝負といっている
- プールで遊んでいるシーンで「勝負を投げてしまったのか」とはいっているが「汚い手を使って優勝する気か」とはいっていないので相手の実力を認めている
という点を考えても本編終結後と考えて相違ないでしょう。ということで2012年6月がシャイニーフェスタとなります。
劇場版アイドルマスターの時間の流れ
ここからは劇場版の考察です。こちらについてはTHE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ! 「シャイニーフェスタ」アニメBlu-ray同梱版(完全生産限定版) [Blu-ray]を元にしております。
この項目は一度確定した内容を書きましたが、Prologue SideM Episode of Jupiterのオンエアを受け、より細かい日程考察が可能となりましたので、大幅に日程を変更しました。
まず大きな変化としてはホワイトボードへの書き出しはしなくなって、個人毎にそれぞれまとめて張っています。これは大きな変化です。この時点でシャイニーフェスタ以降であることが確定します。
冒頭の生っすかはレボリューションとなっていますが、オープニング映像よりも前のオンエアでしょう。ゴールデンタイムに生放送しているということはその日に事務所へ集合すると夜になってしまいます。ただし、観客席の観客が全員半袖なので夏であることは間違いありません。オープニング映像でみんながスケジュールを調整して事務所へ集合する様子が描かれていますが、シャイニーフェスタでもみんなが事務所に集まっていて、「みんないる日だったな」という赤羽根Pのセリフもあるので、本編24話を受けて、月に何度かみんなが事務所に集まる日を決めているのかもしれないですね。普通の事務所ではないのでしょうけど、765プロならありそうだと思えるから面白いものです。
オープニングの時期ですが、響のサイン会が「夏休み」となっていた点を考えると7月か8月です。オーシュンのアイマス合唱部レポ様の【ネタバレあり】アニマス・劇場版の時系列をまとめてみるによりますと、セミの鳴き声からオープニングからライブ発表の時期を7月とされています。こちらの情報に寄れば7月ということになりそうです。
では、アニマスの翌年にあたる2012年7月の物語なのでしょうか。
その考察をする前にまず前提を記しておきます。
劇場版のラストに凛が制服姿、しかも高校の冬服で登場している、さらにその背景(おそらくSHIBUYA TSUTAYAの入っているQFRONT)にアリーナライブの何らかの宣伝らしき映像が放映されているという765側からの視点、およびアニマスとデレアニに善澤記者が共通して登場しているという点、デレアニ第1話で765PRO ALLSTARのCD広告が登場しているという事実からアニメ版アイドルマスターとアニメ版シンデレラガールズの世界線はつながっており、同じ時系列にあると示しています。
ここまでが前提です。
当初の記事では劇場版はアニマス本編の続きで2012年夏の物語として考えていました。シンデレラガールズの記事を掘り下げるべく、シンデレラガールズ第1話をじっくりと確認したところ、卯月が武内Pに選考理由を尋ね、武内Pが「笑顔です」と答えている場面で、机の上に卓上カレンダーがあることに気がつきました。このカレンダーには「4」という数字があり、しかも日付配列が2015年4月となっています。こうなりますとシンデレラガールズは2015年4月スタートということになります。ところが、その後、渋谷駅前の交番内のシーンで背景に登場する貴音の「春の全国交通安全運動」のポスターはその期間が4月3日~5月5日となっています。春も秋も交通安全運動は10日間しかなく、一ヶ月間の交通安全運動は「歳末交通安全月間」のみです。もし警視庁管内のみ期間を特別に延長しているのだとしても2015年は統一地方選が行われるために春の交通安全運動が5月11日~20日となる例外年にあたり、4月3日~5月5日というのは日程としても考えにくい状況です。渋谷駅前の時計付きの案内板も2013年春の時点で既に存在していてこれも決め手になりません。そこで2015年4月と同じ曜日配列を確認したところ、2013年5月が同じ配列でした。4が5の誤植で、翌月の日程確認のために置いたままになっていたと考えられなくもないですが、かなり苦しい状況です。
仮にシンデレラガールズが2015年4月開始の物語ということになると劇場版アイドルマスターは2012年よりは2013年か2014年の方が自然です。これはエンディングに凛が冬服で、更にその後ろにいる人は半袖の人もいるという状況で、その背景におそらくアリーナライブに関する映像が流れている以上、アリーナライブから3年も離れてしまうと流れが不自然になりすぎるためです。
では、2012年は完全に消えるのか、という点を考察してみます。
まず、宿に着いたときの響のセリフが「なんか前の旅行を思い出すなあ」でした。去年であれば、響なら「なんか去年の旅行を思い出すぞ」という気がします。さらになにか他に手がかりがないかということで確認をしたところ、Ani-Came!様のTHE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!(劇場版アイマス)に出てきたカメラという記事を見つけました。こちらの記事によるとライブ発表前のシーンで出てきている千早のカメラはSONY Cyber-shot RX100M2とのことです。新製品レビュー:ソニーサイバーショットDSC-RX100M2 – デジカメ Watchによるとこのカメラは2013年7月5日発売となります。カメラから2013年7月以降の物語であることは確定しました。ところが、実は雪歩の部屋で話をしているシーンで壁にカレンダーが見えます。最終週が日月火水となるカレンダーですが、2013年にはこの曜日配列はありません。2012年ですと10月がこの曜日配列になります。2014年では4月と12月です。カレンダーの部分を拡大してみてみると火曜日が16と書かれているようにも見えるので、そうすると確実に2012年10月になってしまうのですが、カメラの問題と真っ向からぶつかってしまうので、ここは2013年10月の曜日配列(最終週が日月火水木)でカレンダーを書くべきところを31日の部分は百合子の頭ともろかぶりなのでうっかりした、ということにしておきたいと思います。もうひとつミリオン組が練習に参加している場面で伊織と真がステージ演出で議論するシーンがあります。ここの背景にカレンダーが二ヶ月分映っています。左が1日が金曜日で日曜日の一番下が2つの日付が書かれているので31日まであり、右は1日が月曜日でやはり31日まであります。31日まである月が並ぶのは7月8月と12月1月のみです。このシーンは10月だと思われるのでこのカレンダーはあり得ない状況です。ちなみに2010年から2015年でこれに該当するのは実は2011年7月8月しかありません。また、春香が可奈と電話をしたあとに善澤記者の部屋が出てきて、そこに「10」とはいったカレンダーが出てきますが、このカレンダーは日曜日が1日で30日までしかないカレンダーです。10月は31日まであるので30日までしかないのは根本的に誤りです。さらにその直後に出てくるプロデューサのデスクにある卓上カレンダーの曜日配列は水曜日始まりで、30日までしかなく、さらに月は「1」と読めます。このように見ると劇場版で描かれている各シーンのカレンダーは不正確であることが判ります。
次に課題となるのが、本当に2013年か、という点です。率直に考えると2013年のライブDVDの宣伝を2015年に渋谷QFRONTのQ’S EYEという宣伝費用のかかるビジョンで流すとは考えにくい、と当初は考えていました。ところがシンデレラガールズの2ndライブは開催から発売まで11か月かかることが確定しました。そのように考えると2013年秋のライブが2014年秋~冬に発売されて、翌年の春に宣伝映像が流された、というのはけしてあり得ない話ではない、ということになります。あるいは、単なるライブDVDではなく、WOWOWなどでの「あのアリーナライブがついにオンエア」といった宣伝用PVであったり、ライブのCDベスト盤発売宣伝用MVであったり、という可能性も捨てきれません。また、先ほど確認の取れているカメラ選定についてですが、カメラ初心者で機械に疎い千早がいきなり自分の意思で機種を決めて買うとは考えづらく、店頭ですすめられたという可能性が高いと思います。そうすると販売店が型落ちをすすめるとも考えにくく、最新機種をすすめられた可能性が高くなります。さらにJupiterに対して、春香が「前にライブ誘ってもらっていたのにお礼を言いそびれていて」という話をしている点も引っかかってきます。このセリフだけ取り出すとカレンダーの件も相まって2012年秋が一番しっくりくるのですが、その線が消えている現状では、なるべく直近の方が可能性が出てきます。これをいわれている天ヶ瀬冬馬の目が丸くなっているのは「何を今更」とびっくりしたという理解にしておくとちょっと不自然ですが、なくもないかなあ、といえる気がします。さらにアリーナライブはアニメ本編と違って3rdライブとは銘打たれていません。広告に出ていた「765プロダクションがついにアリーナへ!!」というキャッチフレーズも含めて考えると定例ライブ規模ではなく、2ndライブ規模のライブを既に数回やっていて、いよいよアリーナ進出ということになりそうです。そのように考えると本編終了直後の2012年秋ですと間隔が短すぎます。2013年秋にアリーナライブというのはこれらの広告の文言などから見ても時期的にもぴったりとなります。
ここまでは2015年のシンデレラガールズオンエアを受けての考察です。ところが、この考察が完全に覆る事態が起きました。2017年にSideMのアニメ化を受けて、その前日譚として、Prologue SideM Episode of Jupiterが公開されたのです。ここで北斗が「961プロを辞めてからもうすぐ1年」と明言しています。しかもこの物語は1年以上に渡る話ではなく、数ヶ月の物語です。つまり、アリーナライブはアニマスの翌年であることがここで確定したのです。
正直、2012年の物語とすると日程的にかなりの無理が出てくるのですが、公式が1年後と明言した、という大きな事実を受けて、再度日程を戻し、2012年夏に合宿が行われた、と考えることとします。カメラの問題は、アイマス世界では、該当機種はいつ年早く発売されていると無理矢理こじつけることとします。
また、生っすかの冒頭で予告編が流れている映画の撮影は2012年春くらいとなります。全員が一堂に会するスケジュールを組むのが難しいという状況が2012年2月くらいまで存在していて、その状況からいきなり3月に765オールスター勢揃いの映画が撮影されるのは、状況的にちょっとあり得なさそうですが、短期間で集中的に撮影された、と考えることとします。26話のラストはどうひねっても2013年初春からは動かせないので、26話は劇場版の裏で起こっていた出来事も混ざっていると考えることと致します。この考察を元にすると765 ALLSTARSの出演している劇中劇たる映画は、無尽合体キサラギが2011年末公開(おそらく正月映画)、果てしなく仁義ない戦いが2012年春公開、眠り姫が2012年夏公開(夏休み映画)となります。
ちなみにエンディングに登場するポスターにJupiterのものもあるのですが、ロゴが961プロ時代のロゴではなく、でも315プロのロゴでもありません。シンデレラガールズでは315プロのロゴになっており、Episode of Jupiterでは961時代のロゴをモチーフにしつつもデザインを変えたロゴが各所に出てきます。アニマス24話のパンフレットやシェイニーフェスタを見る限り、961プロのロゴがしばらくそのまま使われていたのは間違いないので、半年くらいは元のロゴを使用していて、ある程度落ち着いたところでさすがにそのままのロゴはまずいということでロゴを少し変えたのかもしれないですね。エンディングに登場するポスターにJupiterのロゴは本来のロゴではなく、あくまでポスターで大きな文字で書くために書かれただけだ、ということでよいかと思います。
余談ですが、アニメ本編第5話で春香が、「来年はもしかしたらトップアイドルになっているかも」という話をしているのをうけて「もしそうなったらみんな揃ってこんな旅行とかもう出来なくなっちゃうのかな」と悲しそうな顔で話しているシーンがありますが、図らずもちゃんとみんなでの夏休み旅行が実現したということになります。もちろんアニメ本編が純粋な遊びだったのに対して、こちらはライブのための合宿であって、半分仕事なわけですが、彼女たちにとっては純粋な遊びよりもこうしたライブに向けた合宿のほうが何倍も楽しいでしょうね。こちらも余談ですが、善澤記者が高木社長に「新人の面倒を見させるのも……」と問いかけるシーンは、直接的には赤羽根Pの海外研修のため、と捉えられますが、複数の伏線を張っておくアニメ本編の前例を考えると今後765プロ側の新作アニメが出来たときに他のシアター組を出演させるための伏線にも見えたりもしました。あと個人的にたるき亭のメニューにある「本格焼酎」は銘柄が何か気になりますwおそらく黒霧島あたりなのでしょうけど(笑)
合宿自体は具体的な日数は不明ですが、シーン展開を考えると少なくとも4泊5日となります。トップアイドル12人のスケジュールを5日間ほぼ丸々空けるのは確かにものすごい困難だったと思います。ゴシップ誌で叩かれるのも判らなくもないです。
合宿中の日程については、オーシュンのアイマス合唱部レポ様の【ネタバレあり】アイマス劇場版、合宿の時系列考察にて詳細がまとめられています。ぜひこちらもご参照下さい。
ミニライブは観客に半袖の人が多く描かれていることを考えても日程的に9月くらいでしょう。その後の合同練習で春香よりも先にみんなが集まっているというのは23話、24話を踏まえたものです。本編から見てきた人は感涙ものですね。可奈が来なくなって、練習を765プロと一緒にやるようになったあと、練習風景が描かれていますが、そこで春香が「もう結構経つよね」という発言をしています。1週間くらいでこのセリフは出てこないと思いますので、この時点でかなりの時間が経過しているものと思われます。この時点で既に11月くらいと考えられます。つまり1ヶ月以上来ていなかったことになります。この次のシーンはJupiterも出てくるシーンです。ここは合同練習シーンの直後ではなく、その後の展開となり、Episode of Jupiterの展開も踏まえるとおそらく12月上旬くらいでしょう。
アリーナライブ自体は、細かい日程は明示されていませんが、下見に行く段階で既に横浜アリーナ周辺の木々の葉が色づいています。公益財団法人横浜観光コンベンション・ビューローの「2016年版 横浜の紅葉スポット10選」によると横浜の平年紅葉時期は11月下旬から12月中旬とのことです。アリーナ下見がどの程度前かという点ですが、ポスターが既に貼ってあることなどを踏まえるとおそらく2週間程度前ではないかと思います。Episode of Jupiterでの展開も考えると下見のシーンは12月上旬、アリーナライブは12月中旬くらいでしょう。エンディングで竜宮小町のメンバーが冬服になっているのは自然な流れとなります。アニメ特別編26話で大掃除に赤羽根Pが参加している点を踏まえると赤羽根Pの出国は2013年1月頃、帰国は2014年1月頃と推測できます。
本稿の内容をまとめますとまず合宿の時期は2012年7月。ミニLIVEは9月くらい。ダンサー組を765プロで引き取るのも同じ頃。可奈のことを心配するシーンは10月下旬から11月上旬。テレビ局でJupiterとぶつかるシーン以降は12月上旬でほぼ1日ごとのシーン展開。アリーナライブは12月中旬頃となります。ここまでが765側の時間の流れでした。
アニメ版アイドルマスター シンデレラガールズの時間の流れ
それでは、シンデレラガールズの時の流れを見ていきたいと思います。この稿はバンダイチャンネル・アイドルマスターシンデレラガールズ配信を元に執筆しました。
なお、この記事は当初、シンデレラガールズの時系列は2015年である、という前提で考察しておりましたが、アイドルマスターSideM第8話において、シンデレラガールズ第12話に出てくる合宿所が登場し、シンデレラプロジェクトメンバーのサインも飾られていたことなどから時系列を2年繰り上げ、2013年として考察しなおしております。この点について、あらかじめお含み置き下さい。
第1話冒頭のお願いシンデレラの流れるシーンはWinter Festivalとありますので12月から2月の話で開催されていることになります。このあとのシーンで2015年4月の卓上カレンダーが出てきますが、前述したようにSideMのアニメを受け、第1話冒頭は2012年12月~2013年2月となります。25話の展開を踏まえて、ここは2013年1月に開催された、としておきたいと思います。シンデレラガールズのアニメは2015年に作られたので、本来設定上2013年のカレンダーを出さなければならなかったところをうっかり2015年のカレンダーにしてしまっていた、という解釈にします。
さらにその後のシーンは部活をどうするかなど、入学したての凛が描かれていることから4月上旬です。都内の都立高校ですと入学式は4月7日(土日の場合は前後させる)が一般的です。(参考.平成27年度都立高等学校、都立高等学校附属中学校及び都立特別支援学校 入学式日程一覧:東京都教育委員会)凛の場合、都立高校ではなく、私立高校のようです。東京私立中学高等学校協会公式サイトによると都内の私立学校も4月7日に入学式を挙行しているケースは多いようですが、例えば京華中学・高等学校は2016年の例ながら4月4日に入学式を行っています。(参考.平成28年度 入学式が行われました | HOT NEWS | 学校法人 京華学園)東京で桜が満開になるのは4月1日頃ですので、その後の展開も考えると入学式は4月7日ではなく、少し前倒ししている学校なのではないかと考えられます。
ここで何日使っているかですが、シーン展開を追うと武内Pが卯月に補欠合格の通知をするシーンから凛の花屋で花を買うシーンまでは1日です。別の日に武内Pが手続き書類を携えて卯月のところを訪問するシーンが1日、渋谷駅前で武内Pと凛が出会い、卯月のもとを再び訪問するシーンまでは1日に見えます。渋谷駅前の時計が16時過ぎを示していますので、凛は下校時ですね。ここまでで3日です。ここからは3回断られている場面が出てきて再び信号待ちのシーン、そして卯月のところへ4回目の訪問となりますが、ここの日数カウントは以下の点から4日経過していると考えられます。映像上は、一回目が右から左、二回目が左から右、三回目が右から左となっていますが、一回目は信号待ちで登場している金王神社前交差点そば、二回目は現在はほぼ完成しているマンションの建設現場、三回目は豊栄稲荷神社の中から金王神社側を見た風景で、向きは違えどいずれも学校から渋谷駅へ向かう途中となります。つまりこの3カットだけで3日経過していることになるのです。再び登場する信号待ちのシーンは4日目となります。武内Pが卯月のもとを最初に訪問してから最低でも7日、間に土日を挟んでいると思いますので、9日以上経過となります。そして凛の教室でのやりとりから信号待ちで武内Pが警官に職質され、喫茶店へ入るところまでは1日となります。凛が学校の体育館脇を下校していく風景は更に翌日なので、ここで11日経過です。凛が本屋で立ち読みをしている場面、卯月が一緒に行くというシーン、凛の家のそばの公園で話をするシーンは、この下校からの流れでしょうから同じ日となります。11日も経っていれば武内Pが謝るのも判りますね。アイドルになることを承諾する喫茶店のシーンは更に翌日で12日目となります。最初のシーンは、24話で出てきた卯月のオーディション合格通知証が3月31日になっていたことから個々の日程が細かく分析できるようになりました。補欠合格のシーンは3月31日以降であることが確定します。ただ、凛は入学直後という設定も踏まえると少なくとも凛の出てくるシーンは前述の通り一般的に入学式が行われる時期である4月8日月曜日からあまり前には動かせません。このように考えると武内Pが卯月の元を訪問するシーンは通知書翌日の4月1日、書類を携えて再度卯月を訪問するシーンは4月2日と考えられます。入学式当日に凛が一人で渋谷駅前にいるとは考えにくい(いくら自営業でも入学式くらいは両親と一緒に行くだろうという判断)ので、渋谷駅前で武内Pと凛が出会うのは4月5日と考えると良さそうです。ここから起算していくと武内Pが職質されるのは4月11日、公園のシーンは12日、喫茶店のシーンは土日悩んだ上での月曜日ということで15日、未央が受けている再選考は直前に11時35分を示す時計が描写されているので20日土曜日、シーンとしては出てきませんが未央へ合格連絡が行くのは4月21日日曜日と考えるとちょうど良さそうです。
なお、第1話で見逃せないのは武内Pから渡された卯月の読んでいる346プロのシンデレラプロジェクトに関するあいさつ文にアイドル部門創立が二年前とある点です。シンデレラガールズを2013年の物語とすると346プロのアイドル部門創立は2011年となり、765側ではちょうどアニマスの年にあたります。2011年に部門創立ということはそこからオーディションなどを実施していると思われますので、アニマス本編にも劇場版にも346プロが出てこないのは当たり前の話です。765プロとほぼ同時期に大手である346プロはアイドル部門を創立した、とも考えられますね。
第2話は第1話の直後です。制服姿なのを見ると22日月曜日でしょうか。再選考が20日夕方に実施されたとすると未央への合格連絡は翌日か翌々日で、とりあえず書類だけ渡されていた状況なのでしょう。未央が途中階で降りたのは書類を別の部署へ提出しに行くためだったと考えられます。そして、シンデレラプロジェクトルームで合流となるわけですね。シンデレラルーム→初回レッスン→建物探検で夕方となり、そのあと日が暮れてみんな帰宅となっているので、これは1日の話です。第1話冒頭で既に咲いていた桜が22日まで持つかは正直微妙なところですが、寒い日などもあって長持ちしたと解釈しておくことにします。その後、ライブ出演が告知されるのは、社内手続きが済んでからでしょうから少なくとも翌23日です。
第3話は第2話の翌日ですから23日からの物語です。最初のレッスンシーンから武内Pが三人のことを心配するシーンまでが1日でしょう。衣装合わせのシーンで負けたみくがレッスンシーンでもむくれたままなので衣装合わせからレッスンシーンまでは同じ日です。ただ、レッスンシーンの続きでアナスタシアが3人ともオーバーワークであると心配し、美波が本番近いといっているので、衣装あわせのシーンは冒頭シーンと比べて数日経過、しかも本番まで1週間を切っているくらいの日付であることが判ります。練習シーンが日中夕方入り組んで次々と出てくるのは更にここで数日経過していることを示すためでしょう。ダンスのトレーナーから次第点をもらうシーンは「明日のライブ」というセリフがあります。ライブ当日の風景ですが、外の待機列では新緑、さらに物販列には半袖と長袖が混じっているという状況でした。第2話ラストを4月23日とすると6日後には4月29日でゴールデンウィークへ突入しますので、新緑でも全く問題なく、時系列としては第3話は4月23日~ゴールデンウィークのどこかとしておきます。
第4話は1日掛けてビデオ撮影となっています。この日はnew generationsの3人が私服です。ということは学校のない日となります。しかもラストシーンも私服なので学校がない日ということです。このように見るとライブからビデオ撮影、CDデビューの告知シーンまでゴールデンウィーク中ということでよいでしょう。
第5話は冒頭が第4話の続きなのでゴールデンウィーク中ですが、オープニングを挟んだ次のシーンでみんな制服です。卯月が母親から「昨日のケーキ食べちゃって」という趣旨のことをいわれているのでおそらく告知の翌日でしょうから告知シーンは5月6日、オープニング明けは5月7日で確定となります。このオープニング空けの三人が学校へ行くシーンからから武内Pが部屋に戻ってくるまでが1日でしょう。ユニット名を決めるシーンは私服なので学校休みの日、決まらなくて武内Pに助けを求めるところまで1日となります。次のシーンでは着ぐるみの3人がはLOVE LAIKA(ラブライカ)のレコーディングの日といっているので日が変わっています。交通安全運動週間のシーンから自分達のデビューを考えるシーンはそのあとにLOVE LAIKAのレコーディングシーンが出てきて、さらにみんな私服なのでこの日も休みと判ります。みく達がカフェを占拠するシーンも同じ日ですが、学校休みの日が続いているので、ここは5月11日・12日でしょう。new generationsが新曲を聞くシーンは制服なので平日で別の日となります。第6話冒頭でレコーディングがあるところから見て、練習時間が必要ですから13日月曜日と考えるのが自然でしょうか。
第6話冒頭のレコーディングシーンはnew generationsの3人が私服なのでまたもや土日です。ということは5月18日(土)か19日(日)でしょう。シーンがかわり、収録した曲をきいているのは制服なので平日で、20日の週となります。善澤記者のインタビューシーンは私服なのでまた土日でしょう。レコーディングシーンと服装が違うので別の日となり、5月25日か26日となります。美嘉が制服なのはカリスマJKモデルということでいつも制服なのでしょう。衣装合わせから未央が電話をしているシーンまで同じ日となります。練習シーンからラジオ出演、噴水での練習シーンは同じ私服なので日が変わって、更に土日です。ということは衣装合わせが25日、ラジオは26日でしょう。衣装を着用しての写真撮影、サインを決めるシーン、練習シーン、武内PがCDを用意しているシーン、サインの書かれたポスターが貼ってあるイベントシーン、武内Pがアイドル雑誌の編集部に営業へ行くシーンと続くところは27日の週の様子を切り取ったものといえます。営業シーンから切り替わるダンスのトレーナーからOKをもらうシーンは未央が明日のミニライブといっているので最終練習シーンで、ミニライブ前日と判ります。
ではミニライブがいつかですが、当日来ている未央の友人たちは制服姿にも見えます。サンシャインシティ噴水広場のイベント自体は平日でも普通に開催されていて、この辺は判断が難しい状況です。また、サンシャインシティ自体も平日土日関係なくいつでも観光客がたくさんおり、ここも判断材料としては使えません。また、未央が舞台袖から噴水広場を眺めているシーンで右端に時計が映っていますが、6時少し前を示しています。未央が友人達にライブへ来るよう、電話で勧誘しているシーンで「6時」と明言していますので、背景の時計とは整合性がとれています。サンシャインシティ噴水広場のイベントは平日は18時以降がほとんどで、土休日は日中と18時の2セットで行われることもあります。ここもあまり決め手になりません。第7話以降の状況から曜日を判断していきたいと思います。
第7話は李衣菜が「昨日デビューしたばっかりなのに」といっていますので、ライブ翌日のようです。制服姿なので平日でしょう。未央の自宅を経て346プロの外にいるところまでが1日、その帰り道で卯月の顔が赤らんでぼんやりしているのでこの時点で既に熱があったと思われます。つまり卯月が体調不良で休んでしまうのはその翌日、つまりライブの日から見て2日後となります。凛が武内Pに詰め寄るシーンからベッドの上にいるシーンまでが同じ日でしょう。再びシンデレラルームに移り、LOVE LAIKAの二人がスケジュールの確認をしているシーンは更に翌日、ライブから3日後でしょう。武内Pが卯月の自宅へ行くシーンはその当日となります。卯月の携帯履歴を見るとプロデューサーへの電話、自宅への電話、自宅からの不在着信、凛からの不在着信とあるので、前日は346プロへいこうとした途中で具合が悪くなり、プロデューサーへ電話をしたように見えます。そのあと自宅に帰ると電話して、病院にでも寄っているときに自宅から不在着信、そして来ないことを心配した凛から電話が来たときには寝込んでいてそれどころではなかった、という流れでしょうか。そのように考えると卯月の母親が「今日はゆっくりしてなさい」というのも判ります。掛けても出なければ卯月まで来なくなったのではないかと凛は考えてしまいますよね。そして、武内Pと卯月が居間で話をするシーンにカレンダーがあります。6という文字があり、曜日配列も2015年6月ですが前述の状況からこれは作画ミスということにさせていただきます。また、同時にミニライブから3日目は6月になっていることも判ります。平日で3日経た状況で6月ですからミニライブについては6月1日日曜日に行われた、と考えると筋が通りそうです。
武内Pはその足で未央の自宅へいっています。そして凛の自宅へ行くという流れです。武内Pのセリフに「また明日からもよろしくお願いします。」とありますから復帰は翌日の6月4日火曜日となります。1週間以上経てしまうともっと問題が大きくなってしまったでしょうから、4日間で事態を収拾したのはプロジェクトとしては良かったのだと思います。余談ですが、個人的に6話・7話は卯月、凛、未央の特色をものすごく生かした良い回だと思っています。「逃げないでよ」と武内Pに迫るのはもともとアイドルに興味のなかった凛でなければいえないセリフですし、一瞬ためらいながらも率直に謝れるのは未央の長所といえます。未央が凛に謝った瞬間、ハナコが首をかしげているのはかわいいと思いました(笑)
第8話はアナスタシアの「もうすぐ夏ですね」と話しています。本来夏は6月からなのですが、梅雨もあり、本格的な夏は夏休みあたりを想定する中高生は多いので、7月には入っていないのでしょう。みんな夏服の制服になっており、CDデビューが告知された翌日には蘭子も半袖になっています。武内Pが自室へ戻り、企画書の作り直しをしているところまでが同じ日で、武内Pが蘭子へ声を掛けるも逃げられまくるシーンはかな子や智絵里の服装が違っており、new generationsの3人が私服なのでその翌日、しかも土日となります。ということは7話で事態が収拾した日から一週間後の6月10日スタート、デビューは6月末から7月頭と考えるとちょうど良さそうだと考えていました。ただ、12話を受けて日程を振り返るとスケジュールがかなりきつくなります。そこで調べてみたところ、土曜日に授業や課外活動を設定している高校が増えていることが判りました。しかも毎週ではなく、月1回とか月2回とか、そういった実施がけっこうあります。(参考.「公立小・中・高等学校における土曜日の教育活動実施予定状況調査」結果について:文部科学省)私立学校の場合は以前から土曜日授業は当たり前で、普通に存在しています。そこで土曜日が登校日とし、冒頭は7話で解決した翌日の6月5日とします。そうすると6月7日にコンセプトが決まり、PV撮影は6月15日となるので、練習や収録を考慮しても22日あたりにはデビューと設定できそうです。
第9話はいきなりCANDY ISLANDのデビュー当日になっています。CD発売イベントでけっこうな行列が出来ているところを見るとシンデレラプロジェクト自体に対する認知度や期待度が高まっていることも判ります。オープニング明けは未央が私服、翌日の収録でnew generationsが私服なところを見るとここで土日でしょう。紗枝が学校から直接だったから制服といっていますが、これはテレビ的なあれかと。そしてJupiterがクイズの解答となるシーンで設問が「今年の4月から全国ツアー」といっています。これはおそらく315プロ移籍によって実現できたものと推定されます。そして罰ゲームのバンジーは翌週となります。9話だけでは収録時期を特定できるものがあまりなく、時期の設定は難しいのですが、合宿回までの流れを考えると6月後半から7月上旬になりそうです。
第10話もデビュー後になっていました。竹下通りのシーンで各所に「SUMMER SALE」や「SUMMER Festival」などの文字が並んでいます。加えて日中からイベントに出演し、他のメンバーがみんな私服でしたので、やはりここは7月の土日と考えるのがベストでしょう。第8話で二組同時デビューと話をしていたので、第9話と第10話はほぼ同じくらいで、平行していると考えて良いと思います。
また、コラボレーションの告知サイトに「346productionのCinderellaプロジェクトから第五弾ユニットとしてデビューした」という紹介文がありました。やはり第6話時点からここは強調してのプロモーション展開のようです。そして第五弾ということは、LOVE LAIKAとnew generationsは同時であったものの第一弾第二弾と数えられていることも判ります。凸レーションのイベントにも人がけっこういて、気がつく人がいたということは第9話でのCANDY ISLANDのCD発売イベントで人がたくさんいた状況も踏まえると劇中にはあまり描かれていませんが、LOVE LAIKAとnew generationsが先鞭を付け、Rosenburg Engelが弾みを付けたシンデレラプロジェクトは、ここまで順調に推移していて、世間の注目も集まっていることが判ります。
原宿地区をうろうろしている様子は本当にリアルですね。「警察」と聞いて、神宮前交番ではなく、東郷神社並びの原宿警察署にいってしまう美嘉は原宿に詳しいのでしょう(笑)ちなみに神宮前交番と原宿駅は大人の足なら10分足らずで着きます。そして路上パフォーマンスしてしまうと本当はそっちの方が警察沙汰ですよねwちなみにあのシーンは神宮前交差点で東急プラザ表参道原宿側から八千代銀行原宿支店側を眺めるとほぼ同じ風景が見られます。神宮前交番から原宿駅へ向かう途中ですね。
さらに第10話で特筆すべきは大きな広告看板になんと劇場版アイドルマスターのエンディングで律子Pがプレゼンテーションしていた、響・やよい・真美のユニットの広告が出ていたことです。劇場版からちゃんと続いているということをシンデレラガールズでも示しているまた一つの証拠であり、更に劇場版の後であるということも確定したといえます。
第11話は冒頭でミンミンセミが鳴いていますので、7月中旬から9月頭に掛けての時期です。凛が「また揉めてる」といっているのでこのシーンはユニット発表から少し経ってからです。オープニング後は少し時が戻っています。ホワイトボードに貼ってある「346管理部」からのお知らせに「夏期」とあるので夏は確定です。ユニット発表シーンからオープニングの続きに戻りますが、「また」というセリフから考えるとここは当日ではないと考えられます。飴のキャンペーンシーンから会社に戻ったあとの撮影シーン、346Production IDOL FESの話題になるシーンまでで一日です。new generationsの二人が制服姿なのを見ると学校のある時期だということが判ります。次のシーンから、写真撮影・キャンディのキャンペーン・ボイトレ・オーディションシーンを経て、美嘉が表紙の「monno」のシーンが来ます。最初のキャンペーンシーン後に出てくる車内広告で瑞樹が表紙の「Queen」が出ていましたが、左側の雑誌広告は「騒然人気俳優電撃結婚」で両シーンとも一緒です。株式会社オリコムの中づりポスター | 車両広告メディア | 交通広告によるとキャンペーンをしている舞台とされる武蔵境駅を通るJR東日本・中央線の車内広告は日曜日以外は毎日掲出開始可能で、期間は2日ないしは3日となっています。「Queen」「monno」は入れ替わり掲出され、となりの雑誌広告が残っているという点から考えるとIDOL FESの企画書シーンの翌日から「monno」のシーンまで3日程度の話と考えて良さそうです。着ている服を確認すると写真撮影のシーンはおそらく当日、キャンペーンとボイトレが翌日、「メインヒロインオーディション」が更に翌日、衣装部屋で揉めているシーンと電車内のシーンみくが同じ服装なので同じ日で3日後となります。その日の夜に武内Pへソロデビューを申し入れるシーンが続いています。このシーンは卯月達が私服なので休日ということになります。みくの部屋に泊まりに行くことになるシーンから寮に荷物を持っていくシーンは女子寮への手配など社内手続きを考えると別の日と考えたほうが良さそうです。ここで「1週間分の荷物」という李衣菜のセリフがあるので、ラストシーンまでは1週間以内となります。
起床からお風呂のシーンまでが1日目ですね。オーディションシーンから李衣菜がカレイの煮付けを作って揉めつつも和解を模索するシーンまで2日目です。レッスン後に揉めているシーンから李衣菜が母親と電話で話をしているシーンまで3日目、イベントプロモーターがやってきて急遽イベントに出ることが決まるシーンは4日目ということになります。ここの「李衣菜ちゃんに先にデビューして欲しい」とみくがいうシーンで李衣菜がはっとするのはこれまでみくがCDデビューにこだわり続けたことを知っているからで、これまでの積み重ねを本当に大事にしているシーンだと思います。アイマスのアニメはこういう細部をものすごく大事に丁寧に積み上げてシーン展開をしているということがこのひとシーンに凝縮されていると思います。ここで武内Pから「イベントは二日後」というセリフが出ます。泊まりはじめて6日目がイベント当日ということになります。泊まりはじめた翌日は明らかに平日ですので、6日目は土曜日でちょうどぴったりあいますね。作詞をはじめた晩はその日の夜ですから翌日は宿泊をはじめて5日目です。この日の晩に同じ寮で生活しているアナスタシアと蘭子が差し入れに来ています。一瞬寝てしまったようですが、また起きて作詞を再開しているようです。そしてステージ当日になります。ユニット名がAsteriskに決まるシーンはみんな制服なので平日となります。
そして、実は4日目夜のシーンをよく見ると後ろにカレンダーがあります。なんとこのカレンダー、曜日配列が7月です。ここまでシンデレラガールズのカレンダーは正確なものが使用されていました。となるとこのシーンは7月と考えるのが良いということになります。ということは9話10話11話と7月中の話題が並んでいることになります。
ということは9話10話11話はほぼ同時並行に進んでいるということになります。そこで9話と10話でのみくと李衣菜のセリフを振り返ってみました。第9話で二人が同時に登場していますが、みくはCANDY
ISLANDのテレビ出演に対して「いいなあ」とはいうものの「早くデビューしたい」といったセリフはいっていませんでした。また、李衣菜がみくに対して「ナイス突っ込み」と褒めています。これまでの流れだと李衣菜はあまりこうした場面では関わらないようにしていたのでよく考えてみると変化が見られます。また、みくと李衣菜が二人で一緒に動いている場面も多く存在しています。第10話で凸レーションとPIKAPIKAPOPのコラボレーションシーンでも「いいなあ」といっていますが、ここもデビューなどの話はない状態です。11話を見るまでは両方とも「早くデビューしたい」という「いいなあ」だと思っていたのですが、じっくりと見てみるとこれらの「いいなあ」はテレビ出演や自分が好きなブランドとのコラボに対するものと解釈できます。さらにAsteriskの二人がイベントで歌うシーンにはCANDY
ISLANDと凸レーションのメンバーが一人も見に来ていませんがデビュー直後で営業が入っていたのかもしれないですね。
夏休みは、私の頃は7月21日スタートでしたが週休二日などの関係で以前より後ろになっているケースもあります。ただ、イベントが7月20日だとして逆算すると冒頭は7月上旬になってしまいます。ミンミンゼミは7月下旬にならないと鳴かないので、ここを後ろに倒して、7月27日としてみます。すると李衣菜がみくの部屋に泊まりはじめたのは翌日が平日なので7月22日となります。そうするとIDOL
FESの企画書シーンは17日あたりとなり、ぎりぎりミンミンゼミが鳴いていてもおかしくないとなりそうです。このイベントですが、明らかに吉祥寺駅北口です。ちょうど7月の最終の土日に吉祥寺ふれあい夏祭りというイベントが毎年東急百貨店吉祥寺店の広場で開催されていますので、この夏祭りの舞台を東急百貨店から北口ロータリーへ移したと推定できます。もとになったイベントの時期的にも7月27日で問題なさそうです。
第12話は劇場版アイドルマスターの合宿地が舞台でした。エンディングで765プロのサインまで出てくるところがすごいところです。よく見ますと13人分のサインがありましたので、律子Pもちゃんとサインをしたようですね。
この合宿ですが、食器が割れたシーンできらりが登場する背景にカレンダーがありましたが、前述の通り、時系列がおかしくなりますので、こちらは無視します。手がかりはほとんどなくなるのですが、実は2017年に放送されたSideMのアニメでシンデレラプロジェクトのサインがSideM側の合宿回に登場します。つまり
つまり12話は8月ということが判ります。さらにリレーのシーンで美波がAsteriskの二人に「この前のイベント」と話しかけています。つまり11話からそれほど時が経っていないことを示しています。11話のイベントは7月25日でしたので、8月第1週あたりであろうことが推測できます。なお、26話でこの合宿が1週間の日程で組まれていることが判りますので、8月1日から7日あたりではないかと推測します。
さらに武内Pが冒頭で「着実に成長している」と話をしています。ということは数日経過しています。加えて、美波が武内P不在中のリーダーに指名される場面で美波が「フェスまでそんなに時間もない」と話をしています。ということは13話は8月半ばから後半と判ります。
第13話は一日フェスの日なので同じ日です。美波が寝ている救護室のシーンで背景に熱中症予防強化月間のポスターがあります。熱中症予防強化月間は本来7月です。(参考.環境省_環境省熱中症情報 | 熱中症予防強化月間)患者数のピークも7月が多く、ついで8月となっています。おそらく、8月に入っても啓蒙の意味でそのままポスターを残していた、とも考えられるので、8月でも問題はなさそうです。ちなみに美波の発熱が都合良く下がりすぎ、という話も出ていましたが、テルモ体温研究所の「ストレスによる高体温とは」によると「病院でも、手術当日の朝、急に39℃の高熱がでたけれど、手術が中止と決まったらすぐ下がった、というようなことがあります。」とあります。実際にはこどもに多い事例のようですが、大人でも皆無ではないようです。倒れた直後のシーンで「極度の緊張で発熱が」とちひろが話をしている点から見て、まさにこの事例に該当しているといえそうです。
美嘉が楽屋を訪れるシーンの背景に予定表がホワイトボードのものより比較的わかりやすく見えていますが、そこによると右側の列に上からできたてEvo!Revo!Generation!、Happy×2 Days、LET’S GO HAPPY!!、ØωØver!!、MC(城ヶ崎美嘉)、Cinderella Project、MC、Nation Blue、小さな恋の密室事件、雪の華?(右側に書かれている名前は高垣楓なので)、オルゴールの小箱(その下の文字列はおそらく注意書き)、MC、輝く世界の魔法、アンコール、(曲名読み取れず)となっています。輝く世界の魔法と曲名が読み取れなったところは「Fes出演者全員」と読み取れますので、GOIN’!!!の後にも出演シーンはあったようです。
……と書いていたところ、全ての曲順を分析された方がいらっしゃいましたので以下に引用いたします。これによると雪の華ではなくこいうたが漢字で書かれていた、ということのようですね。
解読完成させたので再度貼り。GO, GO!! 346pro SUMMER FESTIVALのセットリスト29曲 #imas_cg pic.twitter.com/Fcdb2iOQy1
— れい (@_rei) 2015, 4月 11
ほかに日付が判る状況はないですが、合宿を組んでいるのが8月第1週だとして、その週末はないと思いますので、8月17日18日あたりが有力でしょうか。
ここまでの状況を振り返り、現時点でのデビュー日を推定しておきたいと思います。
LOVE LAIKA・new generationsは既に記載したとおりの状況から6月1日デビュー。マジックアワーSP回によると第一弾がLOVE LAIKAで、第二弾がnew generationsとなっているようです。
Rosenburg Engelは8話の展開とその後の状況から4週後と想定していましたがその後のストーリー展開を踏まえて3週後の6月22日デビューと修正。
CANDY ISLANDと凸レーションも11話と12話の展開を受けてCANDY ISLANDは7月6日デビュー、凸レーションは7月7日デビューと変更。ここから9話は冒頭が7月6日、ツッコミの練習などをしているのが7月13日(土)、テレビ収録が7月14日(日)、罰ゲームが7月20日(土)、10話本編は7月21日(日)と仮定したいと思います。
Asteriskは先行してステージデビューを果たしたものの当初からCDデビューは8月3日予定だったと推測しています。ユニット告知のシーンはNO MAKEなども参考にCANDY ISLANDのテレビ出演直前くらいと推定します。
ここから2ndシーズンに関する時系列考察に入ります。実は、初稿時点では、1stシーズンと同様に私服の日は休日として日数のカウントをしていたのですが、18話までを見てみると2ndシーズンでは学校のある平日であっても私服で来ているケースが増えていることが判ります。平日夕方の仕事が増え、私服で現場へ行くことが増えたことを示す描写なのかもしれません。そこで、18話に至った段階で日数カウントを大幅に修正しています。
再開第1話となる第14話については、冒頭のCinderella ProjectとしてのファーストアルバムがCinderellaProjectルームに届いたシーンで、美波が「アイドルフェスからもうひとつき経つのね」と話していますので、9月に入ったことは確定しています。また、その直後に映し出される予定表で学園祭のステージに関する打ち合わせや凸レーションのPIKAPIKAPOP秋冬物という仕事が見える点、夏服でありながら長袖にしている人が多数描かれている点から見ても9月くらいと考えて良いと思われます。
美城統括常務の紹介シーンで今西部長が「来週から我が社のアイドル事業部の統括重役として赴任される」と説明しています。ゆるふわタイムの収録シーンでは、入り口の所に張ってある紙に15:00~17:00という文字がありました。夜の会社を経て、その後のシーンはみんな私服なので、蘭子の撮影シーンも含めて同じ日のようです。346プロ内でほかのアイドルを呼んできてあれこれある場面まで同じ服装で、次の秋葉原へ行く場面では別の服装となっています。new generationsのインストアライブの打ち合わせと凸レーションのPIKAPIKAPOPポスター撮影の日のようですが冒頭の予定表が映るシーンには該当の予定が見当たりませんでした。その次の金王八幡宮前で凛が神谷奈緒と北条加蓮に声を掛けられるシーンは制服になっているので平日です。そして第14回明央大学学園祭のシーンは学園祭ですので、休日となります。そのあとラブライカの撮影シーン、蘭子の移動シーン、キャンディアイランドの移動シーン、346カフェのシーンと続いています。ラブライカの撮影と蘭子の移動シーンは同じ日で、キャンディアイランドの移動シーンから346カフェのシーンを経てまゆが現れて噴水で話をしてラストの解決シーンまでは、キャンディアイランドが解決シーンと同じ服装なので同じ日となります。冒頭シーンはみんな制服なのでフェスから一ヶ月後の9月17日(火)、蘭子の撮影シーンからほかのアイドルを呼んでくるところまで9月18日(水)、アキバの打ち合わせは9月19日(木)、金王八幡宮前で凛が神谷奈緒と北条加蓮に声を掛けられるシーンは20日(金)、new generationsの学園祭ライブから蘭子の移動シーンまでは9月22日(日)、解決するシーンは9月23日(月・祝)、エンドロールは制服になっているので9月24日(火)と考えると良さそうです。エンドロールの花火シーンは解釈が難しいです。346プロを仮定している国連大学付近からあの大きさの花火が見られる花火大会は正直なところ神宮外苑花火大会しかないのですが、神宮外苑花火大会は8月に開催されてしまいます。実は神宮球場で東京ヤクルトスワローズが主催試合をする際、花火を上げることがあります。(参考.今シーズン最初の花火 | 東京ヤクルトスワローズ)ここでは、スワローズ主催試合で5回に花火が上がったのがエンドロールの花火シーンだった、としておきたいと思います。そして美城常務が爆弾を投下するシーンは、これ以降です。なお、MJというキーワードは美城常務のことだったようです。
第15話はかなり暗いトーンで始まっていますが、冒頭のnew generationsが冬服で登場しています。その後、地下の資料室のシーンでかな子も冬服であることから9月下旬から10月上旬の衣替え移行期間に入っていることが判ります。資料室の時計が16時前を指しており、奈緒と加蓮が登場するシーンでは17時23分頃を指しています。ここまでが一日です。そしてキャンディアイランドのマッスルキャッスルの収録が取りやめになってしまうシーンから美城常務が楓のプロフィールを見ているシーンまで、冒頭とは私服が違うメンバーもいることから別の日で、ここで数日経っていると考えていましたが、よく見てみると日中から夜までとなっているので一日のようです。楓が柔軟剤のダジャレを考えながら会社にやってくるシーンから美城常務の誘いを受けているシーンまでが別の日になります。武内Pが今西部長に企画書を見せているシーンはおそらく翌日でしょう。ここからラストまで服装が同じことから一日です。しかもnew generationsインストアライブがある点から見て土日になります。美城常務に企画書を提出しに行くのは更に翌日でしょうか。ここの日数計算は難しいのですが、方針発表のシーンは346プロが3月期決算であればちょうど下半期のスタート直前となる9月26日(木)、キャッスルアイランドのシーンは、引っ越し作業がまだ続いているので平日と考え、9月27日(金)、これ以降、美城常務が楓のプロフィールを見ているシーンまで同じ日となります。楓が美城常務の誘いを断るのは9月28日(土)、楓とnew generationsのソフマップインストアライブは9月29日(日)とします。企画書の提出日は16話の様子を見て判断とします。
そして、15話で問題となるのがインストアライブのシーンで登場した「生っすか」のDVD・ブルーレイ宣伝です。劇場版では「生っすかレボリューション」という番組名に変わっていたのにここでは再び「生っすかサンデー」に戻っています。ここを合理的に解釈するのは難しく、何かヒントになることはないかと探しまして、シンデレラガールズの「お向かい」と表現されるミリオンライブで大きなヒントとなるイベントが開催されていることを思い出しました。それは「特番!生っすか!?サンデー×50」というイベントです。コンセプトとしては765PRO ALLSTARSの13人がレギュラーで出演している番組を765THEATER ALLSTARSの37人も含めた特番でお送りする、というものでした。つまり、765プロライブ劇場が存在している時間軸でも「生っすか」はレボリューションではなく、サンデーに戻っているということになります。そのように考えると、以下のような変遷を想定することが可能です。
2012年春に再開した時点ではレボリューションとして名前も新たに復活→2013年春番組改編期にいつまでもレボリューションではなかろうということでサンデーに番組名が戻る
若干苦しい解釈ではありますが、これが一番可能性の高い状況ではないかと思います。なお、店頭PVでは「生っすかサンデーDVD&Blu-ray第5」という文字が見えます。おそらく番組の中から面白かったシーンや円盤用に撮り下ろしした総集編でしょうから第1巻は打ち切り前で、下手すると第1巻と付番されずに発売、再開以降は1クール1本ずつとすると2013年1月~3月クール分でちょうど5巻になります。
第16話は第15話エンディングからの続きとなりました。美城常務と武内Pのシーン直後にあるシンデレラプロジェクトメンバーに説明するシーンは、同じ日でしょう。new generationsとかな子が制服ですので平日となります。未央が団結を促していますが、アイドルマスターシンデレラガールズ第1クールを通しての感想でも触れたように未央は常に前向きでムードメーカーです。あるべき理想とかけ離れたときにその理想を実現しようとして、すぐに行動してしまうところも凛や卯月との信頼関係の成熟も経て考えて行動するようになりつつあり、持ち前の長所が遺憾なく発揮されるようになってきているといえます。OP明けではミニライブに関するTwitterらしき画面からスタートしています。ちなみにドメインはswitterとなっていますねwこのシーンはライブ開催直後、かつ朝のようですので、ライブ翌日と考えるのが良さそうです。つまり、ミニライブが成功したことを明示するために少し前の状況を挿入していると考えられます。菜々がうさみん星(アパート)で起きるシーンは位置づけが難しいですが、同じように朝ですので、ここは連続していると考えるのが自然でしょう。その後に来るシンデレラプロジェクトメンバーに対する「シンデレラの舞踏会」に関する説明シーンは、翌日でしょうか。この直後のシーンで、未央の後ろに年間カレンダーが貼ってあります。拡大して分析すると左から二つ目の曜日の1文字目がMと読めるので日曜日始まりのカレンダー、西暦は2010ないしは2011と見えます。1月1日は土曜になっていますので、カレンダーを確認してみると2011年がぴったり適合します。2011年のカレンダーをここであえて出すのは、作画ミスを除くとこの部屋が2011年までは実際に使われていて、その後倉庫代わりの部屋になってしまっていたことを背景からも判るように提示した、と考えるのが自然です。2011年のカレンダーなのは、アニメ版アイドルマスターの時系列が2011年であったことと無関係とは、私は思えません。「あえて2011年」なのではないかと分析します。このシーンから菜々が電車で帰宅するシーンまでが同一日となります。その次のシーンは、堀裕子が「昨日の共演者」と話していますので翌日です。このシーンから路線変更の通達を経て武内Pから寮に帰ったみくへ電話があるシーンまでが一日になります。菜々のイベントへみくが行くシーンはみくが制服なので平日と考えましたが、鳥が鳴いている点などから朝の時間帯に寮から直接向かっていることを踏まえて、変装のために制服にしたと考察します。武内Pがみくに対して「明日の」と話していますので、更に翌日と考えて良さそうです。その後、346プロから方向性を考えるようにいわれたアイドルがシンデレラプロジェクトと一緒に歩むことになるシーンはまた別の日となります。
ここまでを踏まえますと16話冒頭はインストアライブ翌日と考えられるので、9月30日(月)となります。「シンデレラの舞踏会」に関する説明シーンから始まる日は10月4日(金)、路線変更の通達から始まる一日は10月5日(土)、菜々司会のイベントは10月6日(日)、ラストシーンは10月7日(月)としておきます。
第17話は美嘉が表紙のmonnoという雑誌が秋物特集ですので、確実に秋です。冒頭の渋谷雑踏シーンは挿入している部分で、日程は不明です。美嘉の練習風景に挿入される方針転換を通告される場面はこの少し前でしょう。OP明けでは美嘉の方針転換とその結果が数字として出ていることからそれなりの時間が経過していると思われます。今西部長と美城常務が会話しているシーンで今西部長が「我が社にアイドル部門が出来てまだ数年」と話しています。第1話のパンフレットには2年前という具体的な数字がありましたが、ここでは少し数字をぼかしてきました。美城常務がここで美城グループについて「歴史ある総合芸能企業」といっています。今回の早急な改革の裏には伝統などが背景にありそうだというヒントが出てきました。この次のシーンではテレビ局周りをしている武内Pの姿が出ていました。美城グループはさすがにテレビ局までは持っていないことがこの辺で判ります。おそらく美城グループに所属しているのは大手番組制作会社なのでしょう。自社タレントを優先的に使うのは番組制作会社としては普通のことといえます。「とときら学園」の企画をシンデレラプロジェクトのメンバーに告知するシーンのあとのシーンで一瞬渋谷の東急東横店が出ますが、そこの広告が「日本バービー」とあります。この広告が日本ダービーこと東京優駿であるならば、ここは大幅に日程がおかしくなります。東京優駿は毎年5月最終週から6月第1週に施行されるためです。ダービーと明記されていないので問題無いのかもしれないですが、DVD/BD化のときにはここは時期的に近いレースに変更して欲しいところです。現状では作画ミスとしておきます。
莉嘉が学校でこどもっぽいといわれるシーンは生徒が長袖であるものの上着を着ていないところからまだそれほど寒くない時期と考えて良いと思います。
とときら学園のリハーサルシーンは休日と考えていましたが、18話のスケジュール表を見ると月曜日の夕方からのようです。リハーサルシーンから美嘉と莉嘉が自宅で話をするシーンまでが一日でしょう。この次のシーンは美嘉が「昨日はきつくいいすぎちゃったかな」と独りごちて、きらりが「莉嘉ちゃんが昨日元気なかったから」と話していますので、リハーサル翌日です。美嘉とみりあが遊びに行くシーンは、センター街の歌広場あたりから始まり、109やQFRONTのスターバックスなどを経て、最後はNHK近くの公園なので代々木公園まで行っているようです。代々木公園は中央広場がアニマス12話の重要なシーンで使われていましたが、このシーンはおそらく都道413号線を挟んでNHK側の野外ステージや球技場のあるあたりと思われます。公園の葉はまだ色づいていない状況です。この次のシーンは更に翌日以降でしょう。本番収録が行われています。
ここの日程は位置づけが難しいです。莉嘉の学校シーンで、長袖でも上着を着ていない所を見ると冬服になったばかりの10月と考えるのが自然です。ただ、カレンダーなども出てこないので、月が不明確です。後半ではアスタリスクの二人が全く出てこないところなどから1stシーズンでもあったようにここは16話と同時並行の可能性があります。美嘉に対する方針転換告知は10月上旬、そこから撮影などを経て、ポスターが出ているのは3連休明けあたりではないでしょうか。武内Pがテレビ局周りをしているのは9月28日以降の様子を切り取ったもの、とときら学園の企画告知シーンは16話ラストシーンの翌日で10月8日(火)でしょうか。莉嘉の学校シーンは更に翌日の9日(水)とします。リハーサルシーンは同じ9日、莉嘉が相談するシーンと美嘉とみりあが渋谷で遊ぶシーンは同一日で翌日となるので10日(木)。とときら学園の収録は10月11日(金)とします。これでぎりぎり10月12日(土)オンエアになるので、なんとか秋改編期に間に合った計算になります。
第18話は17話を受けての物語展開です。オープニング明けに346プロの受付のシーンが映りますが、受付上部のモニタには「NEXT LEGEND」「Coming in Autumn FES」という文字とともにアイドルの姿が映っています。このアイドル、おそらく速水奏ではないかと思うのですが、これは速水奏が常務側のアイドルとして登場するということになるのでしょうか。18話では途中に秋桜のシーンがあります。舞台となった柴又にほど近い奥戸フラワーパークはバラとダリアが有名ですが、コスモス畑も名物です。(参考.秋の葛飾にようこそ! 紅葉名所をご紹介します||お知らせ|かつまるガイド|水元公園・堀切菖蒲園・柴又帝釈天などの葛飾区観光サイト“かつしかまるごとガイド”)ここがモチーフになったとして、だいたいいつくらいが見頃かというと10月中くらいのようです。(参考.ついでにウォーキング 10月中旬)また、タイトルバックに登場するかな子のお菓子にハロウィンモチーフが乗っていました。時期としてはハロウィン間近と考えて良さそうです。
オープニング明けはオンエア後で番組の新コーナーが決まっていることからオープニング翌日以降でしょう。あんきランキングの収録は更に別日で、更に別の日にかな子と智絵里の収録があったようです。かな子がダイエットを始めるシーンとnew generationsが奈緒・加蓮とレッスンをするシーンは同一日でしょう。このあとのあんきランキングの収録と江戸切子の取材日は同じ日ですが、一瞬映る予定表は冒頭に登場した予定表と全く同一です。作画ミスでなければ一週間経っていないタイミングでの物語展開ということになります。
少なくともとときら学園は2回オンエアされていること、20話から11月に入っていると思われることから、冒頭は10月19日(土)オンエア分の収録、渋谷でのインタビューは10月26日分の取材、柴又は11月2日分の取材と仮定しておきたいと思います。
第19話はだりなつ回ともいえる回でした。あんきらにしてもそうでしたが、二次創作の定番ネタをきちんと把握した上で、二次創作側のとらえ方に対してやんわりと釘を刺しつつも完全否定するわけでなく、この定番コンビにはこんな背景も考えられますよね、という物語を作ってくるのはさすがの手腕だと思います。
オープニングとオープニング明けは李衣菜の服装が同じですので同一日です。李衣菜の帰宅シーンまでで一日になります。李衣菜と夏樹が話をするシーンは翌日でしょうか。李衣菜が自宅で夏樹からもらったデモCDを聞くところまでが一日です。CDを買うところ、雑誌を見てギターの練習をするところ、夏樹のライブへ行くところ、それぞれ服装が違いますので別の日となります。つまり最低でも3日経過しています。この一連の流れで美城常務が押しているアイドルが広告などに出ている状況を挿入してくるのは、今後の伏線になるとともに美城常務もけして無能なのではなく、プロモーション手腕などがかなりある人だということを判るようにするためでしょう。
Asteriskの写真撮影シーンから李衣菜の自宅シーンまで一日、みくがかな子と智絵里に相談するシーンは前後を踏まえるとおそらく一日です。ちなみにみくがかな子と智絵里に相談しているシーンはかな子と智絵里が柴又で江戸切子を取材していたときに着ていた服装と二人とも全く同一ですが状況的に偶然の可能性が高いと思われます。346Challengeなる番組の収録シーンから美城常務と夏樹達が話をしているシーン、武内Pがみくを呼び止めて話をするシーンなどを経て、李衣菜が自宅で物思いにふけるシーンまでが一日、科学技術館サイエンスホールでのライブシーンが一日、”にわかロック”のライブシーンが一日、夏樹がバンド脱退を美城常務に告げるシーンまでが一日となります。合計13日以上経過しています。科学技術館サイエンスホールでのライブは土日のいずれかでしょう。おそらく第19話はほぼ一日刻みで、李衣菜がCDを買うなどロックに傾倒していく一連のシーンだけが数日経っていると考えるのが良さそうです。残念ながら時期を確定できる要素があまりないのですが、20話で11月に入ったと推測できるため、第18話と第19話は時期が平行していると考えるのが良さそうです。
第20話は冒頭から重い音楽が流れていましたが、写真撮影のシーン、部長と武内Pが話をしているシーンは同一日と思われます。その後のアナスタシアと凛が美城常務と話をするシーンも同じ日でこの直前と推測されます。シンデレラプロジェクトの部屋のシーンでアナスタシアと凛の服装が同じですので、ここまでが同じ日となります。new generationsとかな子が制服なので平日なのは間違いないでしょう。部長と武内Pが話しているところでアップになったAutumn Festivalの通知文には「今月、開催を予定している」とあります。つまり20話冒頭からAutumn Festivalまで同一月であるということが確定しました。
凛が学校で授業を受けているシーンは別の日となります。美城プロの入口に掲げられているProject Kroneに選ばれたアイドル達の写真は上段1カ所、下段3カ所がcoming soonとなっています。上段のところがアナスタシア、下段の3カ所がTriad Primusということでしょう。金王八幡宮前で凛が加蓮と奈緒に声を掛けられFAST BURGER(ファーストキッチン?)で話をするシーン、加蓮と奈緒が歩道橋で話をしているシーン、寮でみんなが話をしているシーン、アナスタシアが自室で考えているシーンまで一日です。FAST BURGERのシーンで加蓮が「明日の5時」と話しているのでこのあとのシーンは翌日と確定します。なお、ここでハロウィンイベントのPV撮影という話が出ていますが、キャンディアイランドが美穂のミニライブに出たDVDを見ながら話をしているので、18話19話の流れも踏まえるとおそらく少し前の話をしていると思われます。
レッスン室で凛奈緒加蓮が「Trancing Pulse」を歌うシーン、アナスタシアと武内Pが話をするシーン、アナスタシアと美波が話をするシーンまで一日となります。アナスタシアと武内Pが話をするシーンでは、武内Pは自分が背中を追うべきだと気がついた描写がありました。もしかしたら武内Pは部署の存続ということにこだわる余り、大事なことを忘れそうになっていたことをここで思い出したのかもしれません。
見事な鰯雲以降が翌日でしょう。鰯雲は10月下旬から11月にかけてよく見られる雲ですので、秋も深まっていることがここで判ります。凛がTriad Primusへの参加を告げるシーンは凛が部屋に入ってくるところで17時21分くらいを指す時計が描かれています。エンディングの3人が自室で思い悩むシーンまでが同一日になります。そしてアナスタシアがProject Kroneへ参加、未央がソロ活動をはじめるのが告げられるシーンは別の日でしょう。
20話で日程を確定できる情報は少ないのですが、描かれている自然風景などの描かれ方や20話冒頭の通知文から20話は11月に入ったと考えるのが自然です。寮で話をしているシーンでキャンディアイランドについて「インタビューの成果が出ている」というセリフがありますので、11月も少し経過している状況と考えられます。そのように考察していくと20話冒頭は11月5日で20話は11月第1週の物語と推察されます。冒頭は11月5日、凛が学校で授業を受けているシーンからが11月6日、「Trancing Pulse」を歌うシーンからが11月7日、凛がTriad Primusへの参加を告げるシーンは11月8日、プロジェクトルームのシーンは全員私服という所と21話の展開を加味して1日空けた11月10日の日曜日としたいと思います。Autumn Festivalは30日あたりになりそうです。
21話冒頭は演劇のオーディションシーンです。そのあとが20話ラストからの流れとなります。会議室のシーンなどが挟まってオープニング明けはオーディションに受かった未央の練習シーンになります。そしてロビーで鉢合わせになる卯月と凛のシーンはこの練習シーンとは別の日になります。このシーンから凛と加蓮と奈緒が話をするシーン、シンデレラプロジェクトルームで練習について話をしているシーンは同じ日でしょう。ここで莉嘉が「私たち週末PIKAPIKA POPのカタログ撮影入ってて」と話をしています。ところどころで55分になっている時計が表示されています。噴水のところで未央と武内Pと美嘉が話をしているシーンは20話の回想です。武内Pと部長が話をするシーン、卯月と凛が話をするシーン、未央の舞台稽古のシーンはおそらく卯月と凛が鉢合わせをするシーンと同じ日です。CM明けからプロジェクトルームでみんなが話をしているシーンから夜に歩道橋で凛と卯月が話をするシーンまでが同じ日となります。ここからのシーンはエンディングのライブ会場のシーンまで、一気に日付が飛んでいるようです。オーディションシーンは11月10日のソロ活動開始宣言と同じ日だと思います。というのもソロ活動宣言した直後にすぐ未央はプロジェクトルームを出ているので、その足でオーディションに出たものと推測します。ここからの日程はなかなか難しいのですが、CM明けからプロジェクトルームでみんなが話をしているシーンで火曜日の全体予定にその前にはついていなかった×印が付けられている点から推察して、ここは火曜日と考えられます。11月10日にオーディションがあって、11月12日とは考えにくいので、ここは11月19日でしょう。そうするとオープニング明けのシーンは11月18日となり、プロジェクトクローネの看板に8人揃うのは20日と推測されます。ここから約2週間飛び11月30日が秋の定例ライブとします。
22話はいきなり秋のライブシーンから入りました。ライブが終了するシーンまで完全に同一日になります。21話の流れからこの日は11月30日です。その後、シンデレラプロジェクトの部屋で決意を新たにするシーンは、武内Pが「先日、美城常務を含めて、話し合った結果です」と話している点を踏まえるとライブから数日経過しています。渋谷のタワーレコードから始まるシーンは、プロジェクトルームに戻ってきた凛が「最近向こうの仕事ばかりで話せてなくて」と話している点からここから更にそれなりの期間過ぎていることが判ります。撮影現場に美穂の12月1日スタートのXmasCampaignポスターが貼ってあるところから、この時点で既に12月に入っていることは確定しました。また、卯月が美城プロダクションをあとにするシーンで卯月はコートを着込んでいる点から既にかなり寒くなっていることも判ります。
22話だけで時期の確定は難しいですが、シンデレラプロジェクトルームで決意を新たにするシーンは12月3日あたり、卯月と美穂の撮影シーンは卯月が制服で帰宅している点を踏まえて12月9日の週の平日と仮置きしましたが、23話の展開を踏まえて12月9日の週後半としておきます。おそらく23話か24話でクリスマスのシーンなどが出てくるような気がするので、それが出てくれば逆算で日程の確定も出来るかと思います。
23話は22話ラストシーンからの続きになっています。つまり22話ラストシーンと同じ日です。卯月が346プロの入口で武内Pを待っているところは卯月のセリフに「昨日は早退してすみませんでした」というセリフがあるので、翌日となります。オープニング明けは同じ日でしょう。このシーンで智絵里が「舞踏会もうすぐなのに」というセリフがありました。卯月が養成所でレッスンしている最初のシーンも同じ日だと考えられます。その次のシーンは日数経過が見えませんが、翌日でしょうか。美穂とかな子が収録現場へ行くシーン、智絵里と蘭子のロケシーンは、卯月の代わりにかな子が入り、かな子の代わりに蘭子が入ったであろうことはその後に武内Pが蘭子の次のスケジュールを調整している点から判るため、おそらく同じ日でしょう。その次の卯月のレッスンシーン、未央の演劇稽古シーン、凛の撮影シーンは詳細時間不明ですが、その前のシーンからの続きで、同一日のような気がします。オープニングから数えるとここまで3日経過となります。次のシーンは夕方から12時20分の時計が映るシーンとなっているので翌日以降です。凛がシンデレラルームで予定表を見ているシーンと未央が卯月に電話を掛けているシーン、そのあとの未央と凛が話をしているシーンは同じ日でしょう。このあとのシーンで武内Pが予定表の入力をしていますが、2月1日が木曜日の予定表になっています。2月1日が木曜日なのは2018年、その前は2007年となり、時系列が大きく崩れてしまいます。また、このあとクリスマスライブの話が出てくるにもかかわらず2月の予定表を修正して卯月の予定を「未定」としているのも変な話です。はっきりと2月と書かれているので作画ミスというのは考えにくいですが、作画上の指示ミスがあったのではないかとしておきたいと思います。武内Pから千川さんに依頼をして、手配、パンフレットの印刷まで1日では無理ですから3日程度の余裕を見る必要はありそうです。この次の卯月のシーンはここから見て少なくとも3日以上経過していることになります。更にこのシーンで武内Pが「来週、new generationsのミニライブが決まりました」と告げています。この次のシーンに出てくるnew generationsミニライブのパンフレットには「12/24」という文字がはっきりと記載されました。ここから日程の逆算確認も可能な状況となりますが、このパンフレット、チケットの発売日が11/10と書かれています。これは明らかに作画ミスでしょう。その前に来週と話しているということは12月16日~12月22日のいずれかとなります。卯月と話をするのが少し遅くなっていたとしても12/10の誤りとしか考えられません。次のTriad Primus練習シーンはこの流れからになると思いますので、ここから最後に近いところまで同じ日でしょう。ここで奈緒が「仕事何日も休んでるんだよな」と話をしています。「何週間も」でも「長期間」でもなく「何日も」といっているところから長くとも10日程度と推測が可能です。その後エンディングに掛けて練習シーンなどがあり、「明後日のクリスマスライブのセットリストです。」というメモの付いた封筒が置かれていました。この封筒に「港区北青山5-10-2」という所在地が見えます。北青山は3丁目しかなく、南青山であれば7丁目まであります。港区南青山5-10-2という住所は実際に存在しており、多くの方の分析によって346プロの所在地として仮定されている国連大学(渋谷区神宮前5-53-70)の至近です。卯月が久しぶりに346プロへやってくるシーンはこの翌日ではないでしょうか。
このように見ていくと逆算するのが良さそうです。まず、ラストシーンは12月24日のライブを「明後日」と書いた資料を渡した翌日ですから12月23日となります。12月23日は休日なのに卯月が制服なのは補習ということにしておきます。その前のシーンは12月22日です。エンディングは会場セッティングの様子も出ていることから全て12月22日と考えて良いのではないかと思います。公園のシーンからライブまではそれほど日数が経っていないでしょう。さらに凛と未央が制服なので平日の線が濃厚です。武内Pが卯月にライブがあることを告げるシーンが12月16日~12月22日と推定できることから公園のシーンは12月20日と仮定したいと思います。このように見ていくと卯月が早退するシーンは同じ週にはならないと思いますので、一週早めます。早退した日と養成所へ行くシーンは制服を着ていることから平日、ロケシーンは土日とした上で、NO MAKEの流れも踏まえると早退した日は12月9日、武内Pが千川さんに依頼をするところまでが12月16日、ライブが決まったことを卯月に告げるシーンは12月18日(この時点ではパンフレットを渡していないので2日でも問題なし)、その次のシーンからは12月20日となります。24話は12月23日からのシーンで確定ということで良さそうです。クリスマスミニライブはかなり無理矢理突っ込んだ感じがします。
ちなみに公園のシーンのある12月20日の時間系列は、Triad Primusのボイスレッスンが終わって凛が早退するところの時計は16時、凛と未央が卯月の養成所へ行くシーンの時計は17時、常務の部屋で武内Pが話をしているシーンの時計は18時です。公園のシーンは17時半くらいなのかもしれません。
24話は12月23日からスタートしています。武内Pが卯月に「明日のライブ」と話しているので、卯月が自室で笑顔の練習をするところまでが23日、そのあとの世田谷線若林踏切のシーン以降が12月24日というのは確定です。半年前というセリフが出てきますが、12月から見た半年前は本来6月です。ただ、2か月程度のずれは日常生活でも半年くらい前という感じで内包させてしまうので、ここではそういうニュアンスで交わされたセリフと捉えておくこととします。なお、24話のNO MAKEで「初雪」というセリフがありますので、25話は年明けと考えて良さそうです。途中でパシフィコ横浜国立大ホールを見学する重要シーンが出てきますが、重要なシーンの選定に至るまで韻を踏んでくるのは丹念な脚本が書かれている現れと言って良いと思います。
25話は前半が幕張メッセをすべて使って開催されているらしきシンデレラの舞踏会、後半が桜の咲く頃となります。まず、シンデレラの舞踏会ですが、24話がクリスマスの物語であったことから年明けとなります。2014年1月か2月かは悩むところなのですが、展開と24話のNO MAKEを踏まえると1月の土日祝と想定されます。韻を踏むというこのアニメの特性から1話冒頭のライブシーンも1月として良いと思います。
後半は当初舞踏会からの流れでその年の4月かと思っていましたが、Blu-rayの宣伝が出ていることと26話の流れからこのシーンは舞踏会の翌年、2015年としたいと思います。つまり、シンデレラプロジェクトの地下室退去は舞踏会の翌年になります。美城常務の専務昇格は株主総会を経る必要があります。美城プロが3月期の会社なら株主総会が6月、12月期の会社なら株主総会は3月となりますが、どちらであるかは詳細不明です。
また、後半冒頭にちひろが持ってくる企画書には「Spring Festival」「The Story of Cinderella Girls」とあります。シンデレラプロジェクトのメンバーの現況を一通り紹介したあとに今西部長が「彼女たちの冒険の成果がもうすぐ見られるというわけだ」と話していますので、4月の近い時期にSpring Festivalが開催されるということなのでしょう。
次のシーンでパシフィコ横浜国立大ホールが出てきますが、外にいる人の服装は半袖の人もいました。少し暑くなってきていると考えられることから時期としては4月29日のゴールデンウィーク突入後ではないかと思われます。そしてラストにつながるわけですが、ここで1stシーズンオープニングが、このSpring Festivalにおける楽屋風景などを表現していたことが判ります。オープニングまでもが伏線とは本当に恐れ入るばかりです。
26話はBlu-ray・DVDのみで見られる特別編となります。
まずはオープニングの考察です。シン選組ガールズのあと、ポスターのシーンで右側に4/4 4/7と読めるポスターがあります。左側のポスターでは20(sat) 19(sun)と読めます。アイドルプロジェクトという名前の企画ポスターのようなので、それぞれ別会場でのイベントのようですね。
地下室から撤退したあとの展開なので少なくとも2015年春以降となります。2015年4月以降で20日が土曜日でそのあとに19日日曜日が来るのは2015年から見て一番近いところでは2015年6月20日(土)と7月19日(日)という日程があります。
また、オープニングからの続きでエンディングになっていますがその時のみんなの服装は長袖の人と半袖の人が交じっています。ということで考察するとオープニングとエンディングはおそらく2015年3月後半で、映画は2015年のゴールデンウィークに併せての公開と推測されます。
同時に26話冒頭で部長が「久しぶりじゃないかい、この部屋も」といいつつもプロデューサーが整理すべき資料がまだ残っているところを見ると地下室の撤収は実は舞踏会の直後ではなく、1年や2年というスパンではなく、このシーンの少し前、つまり2015年3月頭くらいと考えられます。
つまりこの点から25話エンディングの後半冒頭以降は2015年春の話と考えられます。舞踏会のライブBlu-rayの広告が出ている点からも2015年春とするのが一番きれいだと思います。ちなみに開催から1年後にこんな広告を打つのか、という点ですが、アイマス10周年ライブは2015年7月18日19日開催で、Blu-rayの発売は2016年6月8日発売と実に1年近くかかっています。2日間のライブでこうなのですからライブ以外にも様々な催し物をしていた舞踏会ならば1日開催でも1年かかるのは十二分に説得力を持ちます。
ということでオープニングとエンディングが確定しました。
それ以外のシーンについては、先にカレンダーが登場しているシーンもありますが、前述のように不正確な部分を割り引きながら考察します。
凛に好きな人がいると疑われるシーンはバレンタインデーですので2月となります。このシーンの中で出てくるカレンダーは2月14日となっています。つまりこれは舞踏会の後です。卯月の着せ替えシーンはプロジェクトルームの入口に正月飾りがありますので、1月と考えると良さそうです。流れとしては、24話のクリスマスライブ→26話卯月の着せ替えシーン→NO MAKE24話→25話前半シンデレラの舞踏会→凛のバレンタインデー、となります。
一方でとときら学園の臨海学校ロケは夏のシーンです。とときら学園のオンエア開始はこれまでの考察から2013年10月ですので、日程的にどう見てもあいません。アイドルマスターのアニメ26話もそうだったのですが、この短編集は時系列がかなり行ったり来たりしています。それを踏まえるととときら学園の臨海学校ロケと大貧民のシーンは2014年夏と考えるのが良さそうです。
ちなみにとときら学園の臨海学校ロケですが、画面に映っている予定表を見ると飛行機は10時に出発して12時にはもう到着しています。羽田から2時間以内の場所ということになりますが、沖縄は羽田から3時間かかるので違います。さらに空港~船の乗り場まで比較的近い場所となります。ロケバスは8時集合8時10分出発で1時間半くらいの時間を見込んでいる点なども踏まえるとテレビ局から調布飛行場へ向かい、新中央航空で三宅島や新島へいった可能性があります。また、ここで背景に資料室の壁に貼ってあった年間カレンダーのアップが映っています。曜日の配列を細かく確認できましたので検証したところ、当初の考察通り、2011年のカレンダーと完全に一致しました。やはりこの資料室は2011年から使われていなかった、という考察通りで良さそうです。
蘭子と小梅のシーンは第20話の女子寮シーンで小梅がみんなに見せているパンフレットの収録風景と考えて良さそうです。みくが「ハロウィンイベントのPV撮影」と話していますので、2013年のハロウィン企画で確定です。14話以降は蘭子の活動があまりクローズアップされなかったので、地道な積み重ねをフォローアップするためにあえてここで短編を一本入れたものと思われます。
大貧民のシーンは場所は明らかに第12話の合宿地ですが、美波が「お泊まりなんて久しぶり」といっています。第12話は初めてのみんなでのお泊まりですからそんなセリフは出てこないでしょうか。すると時期が違うと考えるのが良いと考えます。ここは2014年夏に再び夏フェスに出ることになり、夏フェスに併せてまた合宿、しかももしかしたら今回は自発的かつ自主的に合宿をしたと考えると自然ではないでしょうか。
第26話について、時系列順に並べ直すと
蘭子と小梅のシーン(2013年10月)→卯月の着せ替えシーン(2014年1月)→凛のバレンタインデー(2014年2月)→とときら学園の臨海学校ロケ・ラブライカとあんきらの大貧民(2014年夏)→シン選組ガールズの撮影(2014年秋~冬)→オープニングおよびエンディング(2015年春)
となりました。これでシンデレラガールズのアニメについては全ての日程が確定したことになります。
私と同じような疑問から別の視点で考察されているBLOG記事を以下にてご紹介します。あわせて読んでいただくとより楽しいと思います。
アニメ アイドルマスターシンデレラガールズの時系列と765などとの世界の繋がりについての考察 – 電撃ディウス
【番外編】ミリオンライブ!4周年PVアニメの時間の流れ
アイドルマスター ミリオンライブ!が4周年ということでかなり気合いの入った10分近いアニメPVが公開されました。基本的にこうしたアニメPVは単発であることが多く、考察の対象外ではあるのですが、読み取れる時期が面白いので番外編として追加します。
時期を考察する前にそもそもこのPVの時系列がこれまでのアイマスに関するアニメと同時系列なのかどうか、です。この考察は極めてシンプルに可能でして、途中で登場するホワイトボードに劇場版アイドルマスターのエンディングロールに登場した写真が貼られています。これは劇場版アイドルマスターの時空の延長にこのアニメPVが存在していることを示しています。つまり、劇場版アイドルマスターのバックダンサー組はその後正式に765プロ所属となり、このPVに至るということになります。
それでは、アニメPV本編の考察に移ります。
PVの前編は「アイドルヒーローズライジング」という映画の予告PVとなっています。この辺はアイマスのアニメを作っているスタッフが得意とするところですね。しかも今回もこのPV用の新曲まで作ってしまっている力の入れようです。
3分過ぎあたりからようやく本編に入ります。春日未来が新宿アルタ前で「アイドルヒーローズライジング」のPVをみている場面から事務所前のシーンを経て事務所内のシーンへと移ります。北沢志保と矢吹可奈が立っているシーンの背景にアイドルマスターのアニメではすっかりおなじみとなったホワイトボードがあります。ホワイトボードがあるということはつまりここで時期の確定が可能なのです。ホワイトボードには予定が直接書き込まれていますが、これは劇場版以前の状態に戻っています。ただし、見える内容は極めて大雑把な内容で、アニメ版アイドルマスター22話あたりのような細かい予定までは書かれていません。見た感じでは個人予定ではなく、主としてAS組全体・竜宮小町・シアター組全体に関する予定をメインとした内容になっているようです。おそらくこれは、人数増えすぎて紙を貼る形式でも管理できなくなったので、サイボウズのようなグループウェア管理に移行し、ホワイトボードには主要な予定だけ書き出すようにまた改めた、という解釈にしておきます。
この予定表は一番右が空欄になっています。つまり30日までしかない月の予定表ということになります。その後のシーンで予定表の半分くらいが映るのですが、21日に生っすかサンデーと書かれていることが判ります。つまり30日までしかない21日が日曜日の月となります。劇場版アイドルマスターにおいてアリーナライブが開かれる2012年11月以降で、これに当てはまる月は2013年4月・2014年9月・2015年6月・2019年4月です。2019年はかなり先になりますので、2013年4月か2014年9月か2015年6月かというところですが、登場している人たちが基本的に半袖で、しかも水着での撮影シーンがあることも踏まえると2015年6月とするのが一番適切ではないかと考えます。
後半のPVにおいて中心となる「765PRO SUPER LIVE BEYOND THE THEATER」はその後の開催となります。既にポスターができていて、PVが街中で流されていることを考えるとそれほど遠い時期ではないと思います。
ところでシアター組が正式所属となった時期はいつでしょうか。劇場版アイドルマスターエンディングで765プロのプロデューサーが研修から帰国したシーンにバックダンサー組の姿はありませんでしたが、これは親しい関係であるAS組に出迎えを任せて、その裏で歓迎会の準備を手伝っていた、という可能性もあり得ます。
ここで視点を別の場面に移します。PVの途中で所恵美が「私たちのほとんどは大きな舞台に立ったことがない」という不安を吐露しています。ここで除外されるのはアリーナライブに出演したバックダンサー組でしょう。つまりここで劇場が発足してまだ日が浅いことを示唆しています。
この流れから2013年にシアター計画が発足、その後、一期生としてバックダンサー組が765プロに所属、2014年1月にプロデューサーが帰国するとプロジェクトが一気に進行して、ほかのメンバーも順次加わり、2014年には定期公演を開始、2015年の映画撮影と「765PRO SUPER LIVE BEYOND THE THEATER」につながると考えるのが一番適切なような気がします。
さらに衝撃の事実がありました。ミリオンライブシアターデイズでは休憩スペースの背景にホワイトボードがあり、アイドルの誕生日には様々なお祝いのメッセージが書き込まれるのですが、2017/8/15の更新でお盆休みのカレンダーが貼られていました。
このカレンダー、右端が赤いのでここはおそらく日曜日です。そうすると8月1日は土曜日、ということになるのですが、なんと2015年8月のカレンダーも1日が土曜日なのです。これは意図的になされているものなのか、それとも15日を日曜日にするための単なる偶然なのか、今後の展開が楽しみです。
THE IDOLM@STER Prologue SideM Episode of Jupiterの時間の流れ
本稿につきましては、原則としてU-NEXT アイドルマスター SideM配信(本ページの情報は2020年10月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。)を元に記載しております。
まず冒頭のライブ終了後のシーンで北斗が「そろそろ一年になるな、961プロダクションを辞めてからさ」といっていますので、アニマス21話から1年後の物語であることが確定します。そして、このライブ後は出待ちはいないことが明示されています。この次の街角のシーンはJupiterのライブチケットなどに関するツイートなどは記されていませんでした。このシーンで街頭モニタに映っているのは劇場版アイドルマスターで可奈から春香に電話があり、可奈をみんなで探しに行くシーンの直前に出ていたバラエティ番組のワンシーンとなります。Jupiterの三人が空を見上げるシーンまでが一日です。
次のシーンは別の日のライブシーンとなり、また別の日でしょう。ここで齋藤社長が登場します。「まだなにもない事務所だが春頃から始動予定だ」と話しています。
その次に出てくるのはラジオの収録シーンですが、完成した東京スカイツリーが描かれています。東京スカイツリーの竣工は2012年5月22日なので、アニマス21話から1年後であれば既に完成している状況です。ここも別日でしょう。
さらに日付が変わり、屋外の特設会場でのイベント設営シーンとなります。練習シーンも別の日付でしょう。ラーメン屋、コンビニと次々登場するのもそれぞれ別の日と考えてよいと思います。家で話をしているシーンはさらに別のシーンでしょう。出待ちが現れている件について、次のライブでこの件をMCすると話しています。
吉澤さんのインタビューシーンはアニマスでも出てきた喫茶店ですね。ここも別日でしょう。
そのあとのライブシーンもまた別の日になります。ここで齋藤社長がJupiterに現実を突きつけました。アニマスにも出てきたバーで吉澤さんと齋藤社長が話をしているシーンはこの日の夜となります。冬馬が鏡の前で練習しているシーンまで一日でしょうか。
次のテレビ局シーンはこのライブシーンの翌日となります。
そして、劇場版アイドルマスターのラストであったアリーナライブの日を迎えます。この日の晩にカレーを食べながらJupiterは315プロに入ることを決断します。
そして315プロ移籍発表をしたライブを経て、その数日前の顔見せのシーンとなります。
ここからが考察となります。
まずはこの話の流れで行くと劇場版アイドルマスターはアニマスの翌年ということになります。では、そのままつなげられるか、というと冒頭のシーンは多くの人が完全に冬の格好をしているので明らかに真冬ですし、961プロを辞めてからもうすぐ1年ということは、2012年の12月くらいということで確定します。
冒頭で765プロが紹介されているシーンは劇場版に出てきたシーンなのですが、実はこのシーンは可奈を迎えに行く直前のシーンで春香と冬馬がテレビ局内でぶつかるシーンよりもあとに出てくるのです。劇場版の方は前に放送されたものが挿入されただけとも取れるのですが、そうすると電車内でJupiterがゴシップ誌に不快な顔をしているシーンとバッティングすることになり、なかなか考察が困難な状況です。
劇場版の展開を再考察しまして、基本的にこの物語は11月下旬から12月の物語としたいと思います。冒頭シーンは11月下旬くらい。テレビ局で春香と冬馬がぶつかるシーンは12月上旬。765プロが紹介されているシーンはEpisode of Jupiterのほうが正確なオンエア時期で、劇場版はイメージ映像として過去のオンエアが挿入されたものと解釈します。劇場版で電車内でJupiterがゴシップ誌に不快な顔をしているシーンは単に過去の961プロがしていたことを思い出して不快になっていたものと考えておきます。アリーナライブは従前の分析の通り12月なので、315プロに入ることを決めるシーンも12月。ファンにそれを披露するシーンは12月から2013年1月くらいとしておきます。これを受けまして、劇場版の考察に関しては日程を1年繰り上げることになります。
アニメ版アイドルマスターSideMの時間の流れ
それでは、アニメ版アイドルマスターSideMの時の流れを見ていきたいと思います。
本稿につきましては、原則としてU-NEXT アイドルマスター SideM配信(本ページの情報は2020年10月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。)を元に記載しております。
まず、オープニングはいきなりライブ前のシーンとなっています。こちらはおそらく様々なメディアで予告されていた第1クールラストに描かれるであろうライブシーンと思われます。モチーフはTHE IDOLM@STER SideM 1st STAGE ~ST@RTING!~(通称ファスライ)で、会場も舞浜アンフィシアターとなっています。タイトルを経て、天道輝の回想シーンから物語が始まります。輝がホームにいるシーンはアイドルマスターSideM 聖地によると門前仲町駅のホームで、中野方面のホームから西船橋方面行きのホームをみたときと合致しているそうなので、日本橋のあたりから東西線を門前仲町で下車したものと考えられます。門前仲町駅から歩いて輝が事務所に付き、プロデューサーと話をしているところで、プロデューサーが立ち上げたばかりの事務所だという話をしています。この時点で輝はフリーの弁護士でその前は大きな事務所に所属していたこととその時代に子どもの弁護をしていた回想が入ります。バーの回想シーンから事務所に戻ってきたところで、輝の後ろにカレンダーがありますが、かなりボカしてあるのでここからは時期を読み取ることができません。このあとに子どもと公園で約束をしているシーンが挿入され、桜が舞っていますが、このような状況から少し前の話であると考察することができますので、輝が315プロに入る時系列とは直接あまり関係しないようです。桜庭薫と柏木翼が登場し、Jupiterのライブを見に行くシーンはEpisode of Jupiterとリンクしていて、ここでこんな感じでつながるのかあ、と感心させられました。原宿アストロホールで行われているJupiterのライブポスターに「WINTER LIVE」の文字があります。その後、薫が屋外で練習しているシーンが出ますが、ここは息が白いので明らかに寒い季節です。そしてこのシーンはEpisode of Jupiterで齋藤社長がJupiterに現実を突きつけたのと同じ日になると思います。そして、課題をクリアして、ユニット「DRAMATIC STARS」結成となります。ここからエンディングに入り、DRAMATIC STARS結成パーティ、Episode of Jupiterでも描かれていたJupiterの合流シーン、High×Jokerのスカウトシーン、S.E.Mのオーディションシーン、Beitのスカウトシーンと続きます。スタッフロールが切れたところで、桜が描かれて季節が春になったことを示しています。冬馬が読んでいるサッカー誌の表紙にWの二人が出ているのでこの段階ではまだアイドルにはなっていないようです。週間予定表が出てきますが、ここには日付がないのでいつかは確定できません。ただ、DRAMATIC STARSはレッスンしか書かれていないのに対して、Jupiterは仕事の予定がかなり入っており、この時点でまだかなりの差がついていることを明示しています。ここまでで時期としては、DRAMATIC STARS結成に関する第1話は2012年12月位で、ラストシーンは2013年4月の物語だと考えてよいかと思います。本格的に物語が始まる2話以降は2013年4月からの始まりということで考察を進めていきます。
第2話では既にBeit、S.E.M、High×Jokerが加わっている状況となっています。各ユニットの練習も進み、宣材写真の撮影という状況のようですが、外にいる人が半袖と長袖を混ぜて描かれていますので、5月から6月くらいと思われます。初回の宣材写真はいまいちな状況で終わり、再度撮影ということになりますが、その際にPが「こちらは、来週にはライブが入っていまして」とJupiterのライブが翌週であることに言及しています。そして、そのライブの日ですが、テレビのニュースが挿入され、台風が上陸することを伝えています。ライブの来ている観客の服装は全員半袖で、中にはノースリーブの人もいる状況です。そして、ライブから宣材の再撮影となります。このときに挿入されている空には発達した積雲らしき雲が浮かんでいて、暑い時期であることを示唆しています。最大の課題となる台風です。台風というと10月くらいのイメージを持っている方も多いと思いますが、気象庁の台風の上陸数によると1951年から2016年まで192個の台風が上陸していますが、そのうち7月は31個と実に一年12ヶ月中3番目に多い月となっています。また、6月も11個と台風が全く上陸していないわけではないことも判ります。
これらの状況から2話については7月の物語と仮置きしておきます。つまり、2012年12月のJupiter・DRAMATIC STARSの所属後、オーディションやスカウトなどを経て、4月に本格稼働した315プロは2話の宣材写真の時点で物語としては7月まで一気に時が進んだ、ということになると考えてよいと思います。
第3話は宣材写真を撮った直後であることが輝のセリフから判ります。吉澤記者の取材シーンから衣装のシーンと事務所のシーンまでは同じ日でしょう。新曲は既に数週間練習していることが判りますので、Jupiterライブの前後で新曲が作られているということになります。そのあとすぐに新曲の収録、CDショップでの営業の様子、雑誌取材、ダンスレッスン、デビュー記者会見、テレビ局での打ち合わせ、リハーサル、本番、と続きます。テレビ局での打ち合わせ時点でプロデューサーが「明日がリハーサル、明後日が本番となります。」と話していますので打ち合わせシーンからエンディングの収録シーンまでは3日間です。残念ながら細かい日程確認のできる証拠はありませんでしたが、High×Jokerが夏服、しかも盛夏服と思われる服装でしたので、第3話は第2話からの続きで7月の話ということで良さそうです。本番が翌日だったので空港にも行けたんですね。
第4話はBeit回です。Beitは「深川八幡通り商店街」でバイトをしていたようです。もちろんそのままの名前の商店街はなく、おそらく深川仲町通り商店街を指していると思われます。そして、今回キーとなるのは「お祭り」です。深川八幡こと富岡八幡宮のお祭りは深川祭(深川八幡祭り)と呼ばれ、神田明神の神田祭、日枝神社の山王祭と並ぶ江戸三大祭りの一つで、その規模は都内最大級です。しかも江戸三大祭りは「神輿深川、山車神田、だだっ広いが山王様」と称され、深川祭は神輿が名物となります。そして、この記事として重要なことは、深川祭は毎年(本祭は3年に一回、その間は規模の小さい陰祭が行われる)必ず8月15日前後に開催されている、ということです。2013年の深川祭は8月11日でしたのでつまりこの第4話の時点で既に8月11日まで時期が進んでいるということになります。商店街のイメージビデオの撮影シーンから深川祭出演の話になるまでが一日です。ここで渡辺みのりが「週末」と話していますので、このシーンから深川祭までは一週間以内の出来事となります。
第5話はS.E.M回でした。半袖の人と長袖の人が入り交じっていますが、高校生の制服がまだ夏服なので10月の衣替え前であることは確定です。オープニングで受験生応援ステージがあることを伝えるシーンがあり、その後のレッスンシーンはその直後くらいのような気がします。16時のミーティングで翌日から早朝ランニングと話していますので、次のランニングシーンは翌日(2日目)です。早朝ランニングとダンスレッスンは交互に行うと硲道夫がほかの二人に告げています。ランニング後の朝のシーンは山下次郎が筋肉痛になったことを「翌日きたってことは」と話しているので翌日(3日目)で確定します。ここで数日進んでいますが、ダンスシーン(3日目)→ランニングシーン(4日目)→筋肉痛シーン(5日目)→ダンスシーン(5日目)→ランニングシーン(6日目)と続いています。この次の事務所でのシーンで後にカレンダーが見えますが詳細な日付までは読み取れません。ちょうどこのシーンは7日目で1週間経過時点と考えて良さそうです。この翌朝は8日目でしょう。この次の次郎が風邪を引いたシーンは9日目でしょう。このシーンからライブシーンまでは何日経過しているか判らないですが、それほどの日数は経っていないと思いますので、オープニングからエンディングまで概ね2週間くらいの物語と推察されます。なお、ライブシーンで後に出ている「意思あらば道あり」「日々是決戦」のうち、「日々是決戦」は代々木ゼミナールでよく使われる標語ですね。代々木ゼミナールは「日々是決戦」のほかに「親身の指導」が用いられます。
当初は5話までで8月が終わるくらいという状況と考えていましたが、その後の展開から第4話以降は時系列が入れ子になっていると考えられます。詳細は7話のあとにまとめます。
第6話はW回ですね。Wが初登場ですが、プロデューサが盲腸(急性虫垂炎)で入院というところからでした。「虫垂炎について | 疾患について | ご利用案内トップ | 社会医療法人財団 慈泉会 相澤病院」によると概ね5日間程度で通常は退院するようです。入院から蒼井悠介がベッドの上にいるシーンまでが1日でしょう。次のシーンは「ついにおかゆ」といっているので、翌日ではなく翌々日くらいでしょうか。病室から飛び出したサッカーボールを渡すシーンまでが一日。次の蒼井享介が誤解していたことを謝罪するシーンは「昨日」といっているので翌日です。ここでミンミンゼミが鳴いています。ミンミンゼミは、東京では7月下旬から9月一杯くらいまで鳴いていますので、時期的にはここまでの分析がずれていないことが判ります。High×Jokerからお見舞いに差し入れられたドーナツのシーンは一日、悠介がプロデューサの病室にゲームを持って行くシーンまでも一日、次のかくれんぼをするシーンも享介がサッカーの練習帰りのようなので別日でしょう。以降、食事のシーン、S.E.Mがお見舞いに来るシーン、二人が入れ替わって当てさせるシーンはそれぞれ享介の服装が違うので別日でしょう。次の入院している子どもたちにサッカーを教えるシーンも「今日はどこへいくんですか」と話しているので別日となります。BeitがJupiterからのお見舞いの品を持ってお見舞いに来るシーンも享介の服装が違うので別日でしょう。このシーンからスカウトをするシーン、悠介が医者から現在の状況を宣告され、享介に電話をするシーンまでは一日です。ここまでで9~10日経過となります。享介が記者に捉まっていたことを話をしているシーンは「昨日」と話をしているので翌日です。享介が病室を飛び出していくシーン、テレビで悠介の復帰が難しい報道がされているシーンまでは一日となります。渡り廊下にいる悠介をプロデューサが見つけるシーンからは、このあとに出てくる享介の服装が違うので、おそらく翌日です。入院してからは11~12日経過ですが、蒼井兄弟と出会うのは2日目、親しく話をするようになるのは3日目なので、まさに「ここ数日」といえる時間感覚です。盲腸の一般的な入院日数の倍となりますが、冒頭で相当我慢していたことが示されているので少し悪化していて、完治までに時間がかかったということにしておきます。
第7話はHigh×Joker回です。まず、新入生歓迎会なので4月から始まっています。その後、ミンミンゼミが鳴いているので物語は明らかに夏休み中です。さらに夏期講習中の様子が出ています。第4話も確実に夏休み中なのでこの時点で第4話から第7話は平行していることが判ります。夏期講習から部室、事務所でプロデューサーからPV撮影の許可を取るところ、カラオケ、電車内、武蔵小金井駅前、若里春名のバイトシーンまで一日です。事務所シーンに予定表が出ていますが、まだWの欄がないので、Wは合流前となります。冬美旬の家に行くシーンからは、昨日隼人の家に行ったといっているので、翌日です。部室前のかけ声のシーンまで同じ日でしょう。つまり撮影は二日間ということになります。このあと撮影が完了したビデオカメラが事務所に戻ってきているシーンが出てきますが、このとき背景に描かれている予定表は最初に出てきた予定表と同じ「山村 土日 釣りに行ってきます。」が書かれていることからも短期間であることが判ります。エンディングは二日間で撮影したビデオシーンでしょう。エンディング後にライブの話が出てきて、「来週は合宿」といっていますので、この次の回までは確実に夏です。
それでは、第4話から第7話の実際の時系列を見ていきましょう。経過日数は第4話が1週間以内、第5話が2週間程度、第6話が11~12日、第7話が2日間です。第7話は合宿回にそのままつながる話があり、第4話は8月11日で動かせません。第2話から第3話を7月上旬とするとWがリハビリをしなければならないことを踏まえるとW回が実は7月半ばから後半に掛けての話だったと考えるのが良さそうです。S.E.M回は8月上旬、Beit回はS.E.M回の後半と平行、High×Joker回はBeit回の直後でしょう。これを並べると
DRAMATIC STARSのテレビ出演→プロデューサが急性虫垂炎で入院、Wをスカウト→S.E.Mの体力向上スタート→次郎風邪→Beit商店街動画撮影→S.E.M予備校公演出演→Beitお祭り出演→High×JokerのPV撮影
となります。この状況でいくとWは引退会見後、2週間程度で退院、合宿回は8月15日以降くらいの時期、となります。
第8話は合宿回となりました。劇場版アイドルマスター、シンデレラガールズとおなじみになった合宿所です。
後半冒頭に3日目の当番表が貼ってあり、その横に「あと3日!!」とありますので、合宿期間は5日間と推定されます。そして、この回最大の衝撃的な事実がエンディングで明らかになりました。なんと315プロのサインとともにシンデレラプロジェクトのサインも飾ってあるのです。しかもこのシーンで背景の壁に貼られている予定表は文字数や表記がすべて同一です。つまり、この合宿はシンデレラプロジェクトのメンバーが合宿をしたあとに行われているということになります。シンデレラ側から見てもSideM側から見ても合宿スケジュールには矛盾はなく、シンデレラガールズのアニメに出ていた2015年のカレンダーはオンエアしていた年のものをうっかり使ってしまっただけ、と考えるのが良さそうです。このおかげで、シンデレラガールズのアニメ内で876プロに所属している秋月涼の広告が出ていても何らおかしなことはない、ということにもなり、全体的な日程的な考察はむしろスムーズになった、といえるでしょう。なお、シンデレラガールズ作中でJupiterが全国ツアーということが触れられていましたが、この流れから第2話は全国ツアーの横浜公演と考えると良さそうです。全国ツアーといっても大きな会場を巡るものばかりではなく、例えばGeroさんの全国ツアー「Gero Live Tour 2017 -EGOIST-」を見ると8月から11月にかけて300~500位の会場を全国20カ所を回っています。ファンとの交流を一番に考えているアーチストはこうした顔が見える規模のホールを好んで全国ツアーをするケースが多いので、2話の舞台となった横浜ベイホール(約1000)というキャパシティは横浜会場としては十分考えられます。
第9話は改めてJupiterについて振り返る回となりました。オープニング前は夜ですのでオープニング明けは翌日でしょう。練習シーンからJupiterが撮影に行って、北斗が事務所に戻るシーンまで一日です。背景に予定表が映っていますが、そこの水曜日のところが「ダンスレッスン(B)(W)」とあり、ポスター撮影とありますので、この日は水曜日と確定します。巣鴨地蔵通り商店街でのロケシーンは別の日です。予定表が新しくなっていて、一番上の月曜日のところにWの予定としてTVロケが入っていますので、翌週の月曜日でしょう。ここからラストまで同じ日です。巣鴨のシーンで出てくる街の人が長袖になっているので既に夏は過ぎ秋に入っていると思われます。北斗と類のラジオ収録シーン後に紅葉が描かれたポスターが貼られていますので、この辺から秋も少し深まってきていると考えるのが良さそうです。現時点では9月後半から10月にかけてのどこかと仮置きしておきます。
第10話は7話ではあまり掘り下げられなかったHigh×Joker回となりました。全編を通して学園祭を扱っており、出てくる高校生が完全に冬服にはなっていないものの既に夏服ではなくなっているので、中間服や合服といわれる制服の時期でしょう。9月下旬から10月中旬くらいの物語と推定されます。
第11話はスタートからライブ告知の場面となっています。街頭の人たちが毛糸の帽子をかぶっているなど、完全に冬の服装となっていますが、その次のシーンで「B級グルメスタジアム」のステージとなっており、黄色く色づいた木々も描かれているので状況としては11月でしょう。その後はソロ活動をしている二人が描かれており、温泉旅館へ行くシーンへとつながります。温泉旅館は河口湖と推定されますが、見事に木々が色づいています。河口湖の紅葉シーズンは「秋の情報| 富士河口湖 総合観光情報サイト」によると11月上旬から中旬とのことですので、11月上旬くらいと比定できます。
第12話はシリアス回でしたが、完全に冬の様相です。11話が11月上旬くらいですので、12話は11月中旬~下旬くらいとしておきます。ということは13話はおそらく12月上旬、則ち「THE IDOLM@STER SideM 1st STAGE ~ST@RTING!~」が開催された12月6日をイメージして日程が設定されていると現時点で既に確定させても良いと思います。
第13話はほぼライブ回となりました。ライブシーンは一日です。このあとの打ち上げシーンはクリスマスという話が出ていますので、ここまでの流れから「THE IDOLM@STER SideM 1st STAGE ~ST@RTING!~」の開催された2015年12月6日と韻を踏んで12月第1週と考えて良いでしょう。打ち上げシーンはメリークリスマスといっているので12月24日付近でしょう。エンディングはすべてモバゲー版SideMのイベントかガシャと連動しています。登場順に確認していくと
Jupiter→2017年1月10日~1月17日開催の「THE DREAM TIME CIRCUS」
Beit→2015年2月9日~2月16日開催の「バレンタインライブ2015」
S.E.M→2015年4月15日~4月23日開催の「Fresh☆イチゴ尽くし」
W→2015年1月31日~2月9日開催の「ベイサイドライブガシャ」
High×Joker→2016年10月31日~11月7日開催の「超常学園~覚醒スル切札~」
DRAMATIC STARS→2016年2月22日~2月29日開催の「劇星☆戦隊ドラスターズ -激闘!ダブルデビル-」
という内容でした。開催時期はバラバラですので、それぞれのイベント開催時期と実際の仕事時期は必ずしも一致していないと思われます。そして桜が咲き、4月になりました。2014年春でエンドとなります。
SideMにはまだまだほかにもアイドルがいますので、ぜひとも2期をやっ欲しいところです。その際にはまた改めてこちらの記事を更新しますのでよろしければご覧下さい。
アニメ版アイドルマスターミリオンライブの時間の流れについて
それでは、アニメ版アイドルマスターミリオンライブの時の流れを見ていきたいと思います。
第1話は未来の状況から入りました。765PRO ALLSTARS(AS)のライブチケットが出てきますが、そこには「TOUR SPRiNG SPECIAL」と書かれていますので、春ということは確定します。そして、CM開けの台所脇にあるカレンダーの表記は4月、一番左の列は赤い表記となっていました。一般的なカレンダーと同じ日曜日始まりと考えられますので、4月30日が水曜日の年ということになります。実は2014年4月は30日が水曜日なのです。劇場版アイドルマスターはこれまでの状況から2012年、赤羽根Pはその翌年に帰国したと考えられるので時系列的にはぴったりということになります。その次のシーンで「海浜幕張駅」の吊り下げ型駅名標が出ています。隣の駅が検見川浜と新習志野となっています。2023年3月18日に新習志野と海浜幕張の間に「幕張豊砂駅」が開業していますのが、2014年にはもちろん開業していませんからここには矛盾がないこととなります。ちなみにリアルな2014年4月は、劇場版アイドルマスターが公開されていたタイミングであるほか、4月27日に幕張メッセで開催されていたニコニコ超会議3の超音楽祭2014に「はいさいフューチャースター」が出ていたタイミングとなります。そのあとに出てくる花は2023年の状況にしていますね。2014年はまだバンダイナムコミュージックライブは存在していないので。この辺はスポンサー様の都合なのでしょう。そして、そのあとには9th ANNIVERSARY WE ARE M@STERPIECEのBlu-rayBOXらしきものが映っています。9th ANNIVERSARY WE ARE M@STERPIECEは2014年開催で2015年5月13日発売ですから矛盾が生じていますが、実は9thライブは初めてランティスが制作したライブBlu-rayで8thまではコロムビアだったのです。劇場版のモチーフを考えれば本来ここに並ぶべきは7thではないかと思うのですが、制作元を考慮してこの選択になったのではないかと考えます。時系列上は2012年のアリーナライブの後、2013年にWE ARE M@STERPIECEが開催され、そのBlu-rayが2014年春のライブにあわせて発売を開始した、と捉えておきます。そのあとのシーンでチーフプロデューサーとして赤羽根Pが登場しました。「新人とはいえ、もう何度も見てるだろ、客入れなんて」と話していることから入社して1年以内くらいであるもののOJTなどは済んでいるようです。その後のセリフから入社後、初期の研修が終わったあとはひたすらオーディションとスカウトばかりしていたことも判ります。ライブシーンでは、プロデューサーとなっていた秋月律子がアイドルとして出演しています。もともとアニマスの時にも何度か出演していましたが、特にサプライズというわけでもなさそうです。この辺の謎解きはこの後のシーンも踏まえて考えます。その後、公演で未来と静香が語るシーンでは桜が満開です。関東圏では3月下旬~4月上旬が桜の季節ですので、いったんここは4月上旬ということで置いておきたいと思います。ミリオンPの事務所の席は赤羽根Pの隣のようですね。律子の座っていた席ではないようです。
オンエアにあわせて引き続き1話ずつ考察の予定です。ご確認いただければ幸いです。